2020.9.18(金) 最終更新日2020.10.11 09:00
ポット式ストーブのフレームロッドを交換する
フレームロッドの交換
時にはストーブ修理をすることもあります。
今回は「ポット式」と呼ばれる石油ストーブのフレームロッドを取り替えました。
例によって写真があまりないので、わかりにくいかもしれません。
ポット式のFF式
例えばポット式とはこういう形をした石油ストーブのことをいいます。
E1エラー
今まで何ともなかったのに、突然エラーがでて途中消化になってしまった。
一度、電源をオフにしてから再び電源を入れると、しばらく何ともない…
炎はきれいだし燃え方は何ともなさそうだけど…
電話できく
メーカーに問い合わせてみたところ、バーナー内部の炎を監視するフレームロッドが故障(消耗)しているか、電磁ポンプが故障しているか、燃焼リングが劣化しているかなにかということだったので、まずは、故障率が一番高いフレームロッドを取り替えて見ることにしました(今回は消去法でいくしかない)
<参考>
コロナ寒冷地用大型ストーブのエラーサイン一覧
(コロナサービスセンターに連絡して下さいのところを押すと連絡先がでてきます)
作業開始
いよいよフレームロッドの交換です。
下の写真にある「太い針金のようなもの」がフレームロッドです。
固定金具をはずす
フレームロッドを取り外すには、上のフタを開けて、燃焼筒と燃焼リングを取り出して、固定金具のネジを2本をはずします。
ケーブルをはずす
さらにフレームロッドにつながれているケーブルをはずさなくてはならないので、ポットについているカバーも取り外します。(正面のカバーを取り外したら出てきます)
部品交換と組み立て
この機種は点火ヒーターを固定する役目もしているようです。
部品を交換したら分解の時とは逆の手順で組み立てていきます。
ちなみにこの機種は、本体の上側からと、正面側からと、2カ所分解することになります。
また、必要に応じて、ポット内の清掃、点火ヒーターの交換、燃焼リングの交換も一緒に行うこともあります。
おわりに
試運転の段階では正常に運転していました。
症状が出たり出なかったりしていたので、一旦これで様子をみて頂くことになっています(たぶんこれでいけると思うのだけれど…)
ちなみにコロナ製品の修理お問い合わせ先はこちらになります。
やや長めのドライバーがあるとやりやすいかも…