2019.6.17(月) 最終更新日2019.6.17 21:15
便利なサービスばかりに頼ってはいられない
便利な世の中の便利なサービス
今日こんなことがありました
「洗濯機が動かなくなったから診にきてほしい」と連絡が入ったので早速お伺いしたところ、排水ホースが上に盛り上がった状態で排水口に接続されていて「すすぎ・脱水の工程」で最後まで排水できず、洗濯槽の中に水が残ったままの状態になっていました。排水口が詰まっている、もしくは排水口が塞がっているのと同じ状態なので、ほとんどの場合は排水エラーで運転停止になります。
ホースが長すぎたのか、たまたま何かの拍子なのかは判りませんが、排水ホースをまっすぐに直したら正常に動作するようになりました。
普通に使っていて排水ホースが極端に動くということはあまり考えられないので、設置したときからこの状態になっていて、たまたま今までなんともなく使えていたのではないでしょうか。
電器屋さんから洗濯機を買ってきて自分で設置するという方はめったにいないと思いますので、他に考えられるとすれば「誰かからもらってきた」もしくは「リフォームや配置換えで一旦取り外した」系で、ご自身ほか一般の方が設置した場合にこのようなことが起こりやすくなると思います。
もちろん電器屋さんが設置すればこのようなことはめったにありません。
というわけで今日は電器屋さんの他にも家電製品を設置するスキルを持つ人がけっこういるというお話です。
ちなみに引っ越し屋さんも家電製品を設置できる
家電製品の配達設置をする専門の業者さんのほか、最近は引っ越し業者のスタッフさんも、冷蔵庫、洗濯機、シャワートイレなどの家電を設置するスキルを持っているので、本業の引っ越しのほかに、家電メーカー、家電量販店、大型家具店、ホームセンター、ネット通販、テレビショッピングなどの配達設置も行なっているそうです。
こうしたサービスもだんだんと効率的にシステム化されてきているんですね。
あまり大きな声では言えませんが、ぼくらのような街の電気屋さんもこうした配達設置を代行してくれるサービスを利用することができます。しかも料金もそれほど高くはありません。
例えば
配達先が遠方な場合は現地のスタッフが代わりに配達設置してくれます。
それから同じ町内でもお店の人が配達できないような場合にこのサービスを利用することもあります(確かにお店側からすると便利なサービスです)
そもそも論として
それでも当店に依頼してくださったお客さまの思いを考えると、効率や利便性ばかりを追い求めるわけにもいきません。
配達や設置工事とその後のアフターサービスまでを手がけながら、お客さまと一緒の時間を過ごしていくというのが街の電器屋さんであって、それがなければ大企業(大型店)とあまり変わらないサービスになってしまいます。
もちろん街の電器屋さんでもお店によって考え方は違いますが、お客さまの身近な存在になるために、やれることをやるのは大前提として、でもたまには人の手(協力会社の力)を借りながらやっていこうと思います。
お客さまにとって一番よい方法を考えていきましょう。
ごくごく当たり前の話でしたね(笑)
おまけに
昨日に引き続き大雪連峰

バックは大雪連峰
北海道は広いけど右側半分ぐらいならいけるかなーなんて思ったりもしています。