2020.6.24(水) 最終更新日2020.10.16 16:35
石油ストーブをメンテする
石油ストーブ分解掃除
石油ストーブは、定期的にメンテナンスをしてさえいれば、永遠に使い続けることができるようなイメージをお持ちの方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません(永遠はちょっと大げさかも)
たしかに、メーカーから部品さえ供給されれば、生涯使い続けることができるかもしれません。
石油ストーブの電子部品
一般的に、石油ストーブのメンテナンス・分解掃除は、主に燃焼部分のことで、電気系統に関しては、ホコリをとる程度で済まされているのがほとんどです(燃焼部分は徹底的にやるけど…)
もしも電気系統がやられると…
だがしかしです、石油機器といえども、内部には電子部品が組み込まれていて、100Vコンセント電源が必要になります。
ほかの電気製品と同様に「電子部品」は7年から10年で部品供給不可となることがほとんどなので、制御基板やセンサー部分が故障してしまうと、メンテナンスどころか修理すらできなくなってしまいます(しかもこの電子部品はかなりデリケートにできています)
ですので、およそ10年をこえてくると、分解掃除をしている、していないに関わらず、電気系統の故障で修理不能(買い替えるしかない)ということになるやもしれませんね。
8〜10年したらもうそろそろかな
「長期使用製品安全点検制度」というのもあるぐらいなので、経年劣化を軽視するわけにはいきません。
長期使用製品安全点検制度
FF石油暖房機も特定保守製品に指定されているので、7から9年経つと(製造年月より)法定点検を受けるようになっています。
製品についてくる所有者票をメーカーに提出すると、その時期が来たら通知が届くようになっています(もしくはインターネットでも登録できます)
お客様が申し込みをすると、メーカーの担当者が点検にやってきます。
点検は有償
点検をするだけでも有償となります。
整備が必要な場合もまた別途費用がかかります。
さらにもっと詳しくはこちらになります。
おわりに
十年一昔
十年一昔ってよくいうけれど、10年っていうのはあっという間です。
であるからして「まだそんなに使っていない」と思っていたけれど、気がついたら10年超えていたなんてことも多々ありです。
そんでもって、ストーブをここまで磨き上げるのは、そこそこ重労働です(伝わりにくいけど…)

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