2017.6.25(日) 最終更新日2020.10.16 11:33
おばあちゃんのラジオ
近所のおばあちゃん家のラジオ
ラジオを診にゆく
近所の一人暮らしのおばあちゃんから電話があって「ラジオが聴けなくなったから診てほしい」ということでしたので歩いて向かいました。
曇りの日の夕方ごろでしたので少し薄暗い感じでしたが、おばあちゃんの家に近づくと外灯の明かりが点いていました(こちらのお宅の外灯はセンサー式のものではなく普通の壁スイッチで入り切りするタイプです)

玄関灯がお出迎え
そのおばあちゃんはいつも暗くなる頃には床に就きます。
「僕が来ると思って待っていてくれているんだな」とお出迎えされているという「おもてなし」の心を勝手に感じました…笑
電池が逆だった
そしてラジオを診させていただいたところ、電池を逆さまに入れていたただけで、電池を元どおりに入れ替えてみたところ、特に異常はなく聴けるようになりました。
おばあちゃんは目があまり良くないのでラジオ命だから
問題が解決したということで玄関までお見送りをして頂き挨拶をして帰りました。
玄関ドアが閉まった瞬間に鍵をかけるカチャ音が聞こえます。
防犯意識が高いことは良いことです(笑)
再び
店に戻って間も無く、また電話がかかってきました。
やっぱりラジオがおかしい…
もう一度お伺いしすることにしました。
今回の問題点は2点
- チャンネルが合った時に点灯するランプが点かない。
- 入らないチャンネルがある。
確かにランプは点灯はしていますが光が弱くて、おばあちゃんにはわかりにくい。
そして、入らないチャンネルがあるというのは、その日はラジオで巨人戦が放送されない日でした(おばあちゃんは巨人ファン)
これでようやく原因がわかりました。
おわりに
今使っているラジオも使って使えないことはないのですが、ある日突然、故障して使えなくなったら困るということで、新しいラジオに買い換えて頂くことになりました(こういうことは、よくあることなのですが…)
でも今回の一件で、昔ながらの「わびさび」「おもてなし」がちょっとだけわかったような気がします(なぜかラジオで連想してしまいました)