2019.9.3(火) 最終更新日2020.10.16 17:28
洗濯機の下が水浸し
洗濯機の下が水浸しになっている
洗濯機のトラブルでよくあるのが「洗濯機の下が水浸しになっている」です(けっこう焦りますね)でも、落ち着いて一つ一つ確認をしていくと、原因がだんだんと明らかになっていきます。
洗濯中に水が漏れるのか、洗濯していなくても水が漏れているのか
とりあえず、洗濯機を使っていないときは、洗濯機の水栓(蛇口)を閉めておきましょう。
洗濯機が動いている最中に水漏れするのであれば、排水ホース、ドラム式ならドアパッキンなどが怪しげです。また、洗濯機が動いていないのにもかかわらず、水漏れするのなら「給水弁」などの給水経路が疑われます。
これだけでも原因がかなり絞り込むことができます。
給水弁から水漏れ
洗濯機には給水弁(給水バルブ)という部品がもれなく付いています。
この部品が経年劣化によって亀裂が入り水漏れを引き起こすことがあります。
とくに蛇口を開けっぱなしにしている場合は、この給水弁に水圧が常にかかっている状態になりますので劣化が進行しやすくなります。
しかも、微妙な感じで水漏れで洗濯機内部を浸って行くので、原因を特定するには分解して目視確認するしかありません。
繰り返しますが、洗濯機が動いていなくても蛇口が開いていれば水漏れし続けます。
ですので、このようなお問い合わせがあったときは、真っ先に「給水弁」の故障が頭に浮かびます。もしくは「給水部分からポタポタ水が落ちる」というのも給水弁の故障になります。
ちなみに排水経路「排水ホースの破れ」とか、ドラム式のドアパッキンの不具合などの場合は、水漏れがけっこうジャジャ漏れします(もちろん使用中にしか水漏れはしません)
おわりに
明らかに「給水弁」が原因で、その他の部分がなんともなければ、修理をしてそのまま使い続けられると思いますが、使用年数によっては故障が度重なったり、部品供給不能で修理ができなかったりすることもありますので、その場合は新しく買い替えることも選択肢の一つに加えておいてくださいね。
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