2020.5.18(月) 最終更新日2020.5.18 20:40
テレビの電波がさえぎられる?
テレビの電波がさえぎられているかも?
今回は「2、3日前からテレビが映らなくなったので診てほしい」とのことで、アンテナ設備の点検に行ってきました。
見た感じ、アンテナも古いといえば古いけれども、それが原因だと決めつけるわけにもいきませんので、例によって、テレビまわりの配線を点検した後に、アンテナレベルの測定を行います。
電波は目に見えない
一般的に電波というのは、測定器で数値を測ることはできても、実際に目で見ることはできません(携帯電話の電波の電波を探すイメージ)
もしも、受けたい電波の通り道が目で見てわかるのなら、その通り道にアンテナを立てればよいのでとても簡単ですよね。
シンプルに障害物
シンプルに、電波的に障害物となるものが近くにあったとしたら「その障害物を取り除く」もしくは「アンテナの位置を移動させる」などの対策を施さなければなりません。
例えば
木を切るか、アンテナを移動させるかの選択
アンテナを背にして網走中継局のほうを向くと木が生い茂っていました。
こちらの立木が原因かもしれないと思うけれど、まだ断定はできずで、次なる工程へと進むことにしました。
アンテナを取り替える
お客さまより「アンテナも古いからこの機会に取り替えたい」というご要望をいただいていることもあり、アンテナは新しいのに交換しています。
そしたら、地デジ全チャンネルの受信レベルが、安定しだしたので、これでしばらく様子をみて頂けることになりました。
高くしたところで…
ちなみに障害物が立木だった場合は、枝がギュンギュンと上に伸びてくるので、アンテナの高さを高くするというやり方は、あまり適切ではないかもしれません。
…かといって、木を切るというのも、見た目的に、精神的に、労力的に、金銭的にと、何かと負担がかかりそうです。
作業車と作業者
そして今回も高所作業車(ようでんホワイトベース)の登場です。
なんでも詰め込みすぎはよくありませんね(笑)
高所作業車に乗って、アンテナ工事を行いました。帰還する際には、まず先に、自分がバケットの中に入ってから、部材や道具などを運び入れるという手順が、いつも逆になってしまいます。でもまた、なんとか乗れたけど、以後気をつけます。 #ようでん pic.twitter.com/PzoIz781sN
— でんきの御用聞き ようでん田中祐次 (@tanakayoden) May 18, 2020
ちなみに、テレビまわりの「直列ユニット」と「アンテナケーブル」も取り替えました。
おわりに
衛星放送(BS・CS)は、年に1回ぐらいこういうパターンもあったりするものの、地デジのパターンはけっこう珍しくもあります(4年に1回ぐらい)
よくわかんないけど地味に売れてる…