2020.9.14(月) 最終更新日2020.10.11 08:57
テレビの配線がされていない
テレビの配線がされていない部屋がある
BSを他の部屋でも見れるようにしたい
住宅の各部屋にテレビのコンセントがあって、地デジ、衛星放送(BS/CS)が見れるように配線されていればよいのだけれど、まだそうではないところも、それなりにあったりもします。
例えば、リビングでは地デジもBS/CSも見れるようになっていても、その他の部屋にはテレビの配線がされていないとか…
- 自分の部屋でテレビが見たい
- 寝室でテレビが見たい
- キッチンでテレビが見たい
時代が変われば、住宅事情も変わり、人の気持ちも変わるということで…
「やっぱりここにもテレビがいる」と後から考え直すということもあるでしょう(テレビもだいぶ安くなったし)
テレビの配線がされていない部屋に配線する
テレビの配線がされていない部屋で、テレビを見れるようにするために、分配器という機器を使って、アンテナの配線を分岐していきます。
(地デジだけ配線するなら、この分配器を使って分配するだけでOKです)
屋外用と屋内用があるので、取り付ける場所によって使い分けです。
それとは別にBS/CSの配線がされている場合は、もう一つ分配器を用意しなければなりません(全端子電流通過型がおすすめ)
接栓をつける
既存の配線に分配器を割り込ませるには、アンテナケーブルに、接栓を自分で取り付けるか、接栓付きのケーブルを用意するかのどちらかになります。
屋内用ならネジ式でもプッシュ式でもどちらでもよいのですが、屋外用の場合はネジ式になります(アンテナ接栓をケーブルに取り付ける作業がいる)
分波器がいる場合もある
分配器とは別に分波器というのがあります。
「配」と「派」と一文字しか違わないので、ちょっとややこしいですね。
こちらは、地デジとBSを「混合器」を使って、ケーブル1本に電波を混ぜた場合に、テレビの直前で元に戻す役割をするものです。
見た目的には、なんか分けてくれそうな感じもするけど…そうではありません。
おわりに
たまたま今日、そういうお問い合わせがあったので、取り上げてみました。
ぼくら電器店としては、どのパターンがきてもいいように、一通り取り揃えておかなければなりませんね(たまに在庫を切らしてしまうこともあるけど…)