2020.12.4(金) 最終更新日2020.12.4 20:56
玄関チャイムが鳴らない
呼び鈴が鳴らなくなった
テレビドアホンでもなくインターホンでもなく、昔ながらのピンポンチャイムの需要も、まだまだ、けっこう、それなりに…あるようです。
さすがに今の時代「玄関ドアをノックする」ことはしないと思うので、何かしらのチャイムは備えておくべきですね。
お客様目線
来客された方からすると、あきらかに在宅の気配がするのに、呼び鈴を押しても出てこないとなると、呼び鈴に気づいてないのか、それとも、気づいているけど出てこないのかと、色々気を使わせてしまいます。
来客されないと気がつかない
しかしながら「呼び鈴が故障しているかも…」と普段から考えることはあまりしないと思うので、来客された方が何らかのリアクションをするまでわからないというのがほとんどかと思います。
玄関チャイムの仕組みは簡単
玄関チャイムのピンポンの仕組みはとても簡単です。
- 呼び鈴ベル(チャイム)
- 電源(電池もしくは100V)
- 呼び出しボタン(チャイム用押ボタン)
- 通信線ケーブル
これだけです。
…なので一つ一つ確かめて行くことで故障の原因がわかります。
念のためにお伝えしておきますが、テレビドアホンとインターホンはまた手順が異なりますのでご注意ください。
電気があるかないか
まずは電池があるかどうか(電気がきているかどうか)を調べます。
電池式だったら新しい電池に交換するのが一番手っ取り早いです(電池の向きにも気をつける)
それから、100V電源式だった場合はテスターを使って電圧をチェックします。
ベルが動くかどうか
ベルが動くかどうか、ベルが鳴るかどうかをチェックするには、ベル側の端子をわざとショートさせて、チャイムのボタンを押した時と同じ状態にします(電源側は絶対にショートさせてはなりません)
これでベルが鳴ったら、あとは通信線ケーブルか呼び出しボタンのどちらかが原因ということになります。
通信ケーブルと呼び出しボタンの点検
次に、呼び出しボタンを一旦取り外して、そのケーブルをショートさせてベルが鳴るかどうかをチェックします。
これで鳴ったら通信ケーブルはOKで、呼び出しボタンがNGということになります(呼び出しボタンの端子にテスターをあてる方法もある)
この順番どおりにやらなくても、やりやすいことからチェックしていってもOKです。
呼び出しボタンを交換する
よって今回は呼び出しボタンが故障していることがわかったので「チャイム用押ボタンEG331P」の取り替えです。
今回はシンプルにボタンの接触不良が原因です。
通信線ケーブルをショートさせたら普通にチャイムが鳴りました。
取り替えはいたって簡単です。
端子に通信ケーブルを差し込んで固定ネジをしめます。
あとは本体固定ネジとカバー取付ネジをしめるだけです。
おわりに
もしも電池式ではなく100V電源タイプだった場合は「電気工事士」の資格がないとできません。
チャイムにもいろんな種類があります。