2022.1.18(火) 最終更新日2022.1.18 20:00
介護保険で手すりを付けたい
介護保険を使って手すりを取り付けいたします
以前、要介護認定を受けられる前にも玄関とトイレの手すり工事をさせていただいたことのあるお客様で、今回は居間と洗面脱衣室にも追加で取り付けすることになりました。
介護しやすい環境にするための改修
介護認定を受けられている場合は、1割〜3割の負担で住宅改修を行うことができます(上限20万円)
手すり工事以外にも段差解消、床、ドア、トイレなど…
介護しやすい環境にするための改修工事全般が対象になります。
まずは地域包括支援センターに相談を
ご相談からお手続きまで「地域包括支援センター」にすべてお任せするようになているので、まずは最寄りの地域包括支援センターにお問い合わせください。
手すり取付工事
申請が下りてからに着工になります
介護保険を使う場合は、先に工事の打ち合わせと申請を済ませて許可が下りてからの工事になります(先に工事をしてしまうと介護保険が使えません)
工事業者が用意する書類
ぼくらが用意する書類は、見積書、工事前の写真(日付入り)、平面図(取付場所を記入)、工事後の写真(日付入り)、領収書(お客様の負担額)になります。
あと、工事業者は事前に業者登録の申請を行う必要があります(こちらも地域包括支援センターにご相談をです)
ご希望の場所に手すりをお付けします
もちろん一般的に手すりが必要とされる場所以外でもOKです(ご希望の場所に取り付けることもできます)
住んでいる方の使いやすいようにするのが目的ですものね(職員の方のアドバイスをお受けしながら)
居間にも手すり
ドアの近くの手すりなので縦に取り付けたいところだけれど、あえて横向きにし、高さも床から1mぐらいのところにしました(ご要望に沿って)
洗面脱衣室の入口にも手すり
洗面脱衣室の入口は縦です。
動線的に一旦ここで掴まっておきたいということなので、ここにも手すりを取り付けます。
洗面化粧台の横にも手すり
そして洗面台のところにも一本付けます。
ここにはもともとタオル掛けがあったそうです。
固定が甘かったからなのか、ふと掴まってしまったかどうかは分かりませんが、タオル掛けが取れてしまったそうです。
浴室の入り口にもなっているので、お風呂から出てきた時に一旦ここで掴まるためのものでもあります(タオル掛け兼にもしたくなる)
一旦掴まる場所があるのは嬉しい
動線の途中に一旦掴まれる場所があったら、けっこう嬉しく思われるのではないでしょうか…
むしろ、そこに手すりがあったなら、きっと無意識に掴んでしまうでしょうね。
これでより安全により快適に過ごせるようになったでしょうか。