2018.5.7(月) 最終更新日2020.5.13 09:39
家の電気がこない(ブレーカーは全部オンなのに)
ブレーカー全てオンなのに電気がこない
「ブレーカーが全てオンなのに電気がきていない」とか「ブレーカーを上げてもすぐに落ちる」とかって…どう対応したらいいのか、どこに相談したらいいのか、いまいちよく分からなくなりますね。
こちらは我が家の分電盤です。
- 主幹(メイン)ブレーカー
- 漏電ブレーカー
- 子(分岐)ブレーカー
3つのブロックに別れています。
電気がこないとき
まずは慌てずに簡単に確認できることからやりましょう。
- 家じゅう全ての電気がこない
- 一部の電気がきていない
シンプルにブレーカーはオン「ON」になっていますか?
主幹(メイン)の大きいブレーカーが「ON」になっていても漏電ブレーカー、子(分岐)ブレーカーが下がっている場合もあるので、全てのブレーカーが「ON」になっているかどうかを確認しましょう。
他にもこんなことが
ブレーカーを上げても上がらない(ON)にならない
ブレーカーの故障が考えられるので電気屋(電気工事店)さんに診てもらいましょう。
(ブレーカーの交換が必要かも)
漏電ブレーカーが落ちる(漏電ブレーカーが作動する)
故障した電気製品がコンセントにつながっている
故障した電気製品がコンセントにつながっていても漏電ブレーカーが落ちる場合もあります。(漏電・短絡)
まずはコンセントにつながっている電気製品を全て外します。
その状態で漏電ブレーカーがオンになるかどうか試して診てください。
オンになったのであれば電気製品のどれか故障(漏電・短絡)している可能性があります。
一つずつコンセントにつないでいき漏電ブレーカが落ちる電気製品を確かめていきます。
以後その電気製品はそのまま使わないようにしましょう。(修理するまたは買い替える)
ちなみに「IHクッキングヒーターの漏電」というのも最近ちらほら出てきています。
この場合は電器店に相談ですね。
屋内配線のどこかが漏電している
電気製品のコンセントを全て抜いた状態で漏電ブレーカーが落ちて作動するのなら屋内配線のどこかが漏電していることになります。
屋内配線の漏電は「電気工事店」さんに修理を依頼しましょう。
または、電力会社(ほくでん)に問い合わせると指定業者を手配してもらうことができます。
そしてごく稀にあるケース
ブレーカーが全部「ON」なのに電気がこない。
(家じゅうの全ての電気がこない場合と、一部分だけ電気がこない場合とがあります)
ブレーカーの故障でなければ電力会社側に問題がありますので「お客様センター」に問い合わせをします。
電気工事屋さんの友達に聞いたところ「キャッチが飛んでいる」と言っていました。
(電柱のところにあるヒューズのようなものが切れているそうです)
北海道の場合は「ほくでん」がすぐに来てくれて対応してくれます。
稀にこんなことも
電気が弱い(点いたり消えたり)
家の照明が暗くなったり明るくなったり、電話機やパソコンは使えるけど、冷蔵庫や洗濯機は使えない。
これは停電になる一歩手前かも知れません
今年の冬2月ごろ、当店のお客さまより「電気が弱い」「家電製品の動作がおかしい」というお問い合わせがあったので駆けつけてみたところ、そのお客さまの近所の信号機も消えていて警察官が交通整理をしていました。
そしてさらに「ほくでん」の作業車も出動していました。
こうした停電の場合は復旧まで待つしかありませんね。
(停電情報は電力会社のホームページでも見ることができます)
台風や暴風雪があった場合はトラブルが起こりやすいですよね。