2018.5.12(土) 最終更新日2020.10.16 17:23
冷蔵室の中のもの一部が凍っている
冷蔵室の中の食品が一部凍っていたら
冷蔵庫の中のものが凍るのはどうして?
「使い方のせい」なのか「故障なのか…」
微妙に悩むことがあります。
まずはセルフチェック
温度調整がきつすぎる
もちろんこれは温度設定を変更して解決ですね。
(食品によっては凍りやすいものもありますね)
庫内の吹き出し口がふさがっている。
食品の入れすぎなどで吹き出し口がふさがっていませんか?
(庫内の吹き出し口がふさがると温度ムラができてしまいます)
そうじゃないとなると…
もしかしたら故障しているかも知れません。
でんきやさんまたはメーカーのサービスマンに診てもらいます。
故障と考えられる症状
- 冷蔵室に霜がついている
- 庫内水漏れしている
- エラー表示(表示画面にアルファベットや数字が出ている)
このような症状が出ると故障かも知れません。
保証期間内かどうかも確認
メーカー保証や延長保証の保証期間も確認しておきましょう。
まずは修理できるのかできないのか
とりあえず概算見積をしてほしいと頼んでみる。
(メーカーのコールセンターまたはでんきやさん)
- 症状を詳しく伝えてましょう。冷蔵庫本体の自己診断機能(エラー表示)や過去の修理事例などから故障の原因を予測することができます。
- 「冷媒回路」の故障だと買い替えるぐらいの修理代がかかってしまいますので、まずは直せるのかどうかと、修理代が買い替えるより安くすむのかどうかを判断してもらうようにしましょう。
「冷媒回路」はモーターとかコンプレッサーとか圧縮機とか呼び方が色々あります。
また、正確に修理見積をするとなると実際に修理するのと同じだけ手間がかかるので出張料・診断料・点検料がかかります。(あとはそこに部品代があるかないかだけなので)
もし買い替えることになったらその費用がもったいないですよね。
修理しようか買い替えようか
使用年数と修理代と新しい冷蔵庫代とリサイクル料とを考えて検討する。
心配ごと
もしかしたら故障が続くかも知れない。修理代が重なって買い替えるのと同じぐらい費用がかかってしまうことも…
とはいえ冷蔵庫を買い替える予算はしていない
買い替えるまでの間の時間を稼ぐ(お金の準備ができるまでの間)そして満を持して買い替えだ!…という考え方もありますね。
補足として(設置環境)
ちなみに放熱できない環境に設置されていると故障の原因になったり本体の寿命が短くなったりすることがあります。
気持ちはわかりますが、汚れないようにするために冷蔵庫の上や横をビニール等で覆わないでください。
(熱を逃がしやすくする)
冷蔵庫設置専用スペース(壁の中に埋め込むような感じのところ)はキチキチにせずゆとりを持った寸法を取りましょう。
(冷蔵庫だって囲われると息苦しい)
他にもこんな故障
全く冷えない(全室)
シンプルにコンセントにつながっているか、ブレーカーがオフになっていないかを一応確認しましょう。
(こういうシリアス系もたまにあります)
そうでなければ先ほどにもあったように「冷媒回路」が故障している可能性が高いので買い替えの方向で検討したほうがよいかも知れません。
その他よくある症状
- 氷ができない
- 冷えが鈍い
- 冷蔵室(野菜室)霜がつく
- 水漏れ
ある程度年数が経過していくと故障する確率も高くなってきますが、部品の経年劣化や気密性の低下で冷やす能力そのものが低下したりもします。
部品の故障なのか経年劣化によるものなのか
部品の故障なのか経年劣化による機能低下なのかを見極めてもし部品の故障の場合は早めに修理しましょう。
経年劣化による機能の低下の場合は買い替え要検討です。
そして「壊れるまで使うんだー」という方はあまり買い溜めをしないようにしましょうね(笑)