2018.10.21(日) 最終更新日2020.3.19 16:47
レンジフード取り替え手順(だいたいの感じ編)
レンジフードの取り替え
レンジフードの取り替え手順
さしあたって今回は「取り替え」を前提にして記事を書きました。デザイン(色)、最新の付加機能、完璧な仕上がりをお求めの方はリフォームを検討されたほうがよいのかも知れません。
商品を選ぶ
換気扇を取り替える場合は新規で取り付ける場合と違ってまずは取り付けられるものを選ぶことが大前提となりますね。
まずは既存のレンジフードの幅と高さ(吊り戸棚の高さ)と排気ダクト(フード)の位置を基に機種を選んでいきます。
(インターネットで品番を検索して寸法図が出てくればラッキー)
どんなタイプのものが取り付けられるのか業者の方に一度見に来てもらうとよいかも知れません。
形状とファンのタイプ
フードの形状は浅型(平型)、深型、最近主流のスリムタイプなどがあってファンタイプもプロペラファンとシロッコファンがあります。それぞれ排気ダクトの位置と形状が異なります。排気ダクトの位置と形状が違う機種を選んだ場合は新たに開口(穴あけ)して既存の開口部分を塞ぐ工事が必要になります。
取り替えの場合は工事費をなるべく抑えるためにも既存の排気ダクトの位置を変えずに取り付けできるものを選ぶことが多いです。
色(カラー)
レンジフード本体の色はシルバーかブラウンが多いので「システムキッチンの色に合うかどうか」色合いをイメージします。
操作性・機能性
風量の調整が細かくできる、ガスコンロやIHヒーターと連動(オン、オフ、風量が自動で動作する)、自動で掃除をしてくれる…などなど
お手入れ
やはりいちばん気になるのは「お手入れ」のことですね。
掃除しやすい形状、汚れがつきにくい材質、フィルターとファンの取り外しは簡単なのかどうかが重要なポイントです。
価格
ご存知のとおり価格は各メーカーごとにピンからキリまであります。十万円代のものは操作性もよくてお手入れもやりやすくなっています。また、レンジフード本体の価格に加えて、取り付けに必要な部材、仕上げ材などの材料費、取付工事費、廃棄処分料などがあります。とりあえず要見積ですね。
工事の流れ
だいたいの流れをご説明いたします。
既存のレンジフードを取り外す。
既存のレンジフードを取り外したら、新たに取り付けをする部分の下地の強度を確認します。強度不足の時は補強をします。
本体を取り付ける。
メーカーによって多少取り付け方法が異なりますので施工説明書をよく見ながら本体を取り付けしていきます。型紙を使って本体を仮止めするところがポイントです。
配管工事
たいていの場合はダクトを接続するだけになります。
(角ダクトから丸ダクトへ変換できる便利な部材もあります)
電気工事
あらかじめコンセントが付いている場合は電気工事は不要になります。
仕上げ
幕板(正面、側面)を取り付ける。
キッチンタイル(キッチンパネル)補修、コーキング等で仕上げる。
作業時間
作業時間は早くて2時間程度ですが、下地の補強、タイル目地の補修、キッチンパネル貼り付けなどがある場合は半日、場合によっては丸一日かかる場合があります。
だいたいこんな感じで…
今回は主に「排気専用タイプ」でご説明させて頂きました。
さらりとご説明させて頂きました。ご購入前の予備知識として参考にして頂けると嬉しいです(だいたいこんな感じでおわかりいただけたでしょうか…)