2018.12.4(火) 最終更新日2020.3.20 14:04
「認知症サポーター養成講座」受講しました。
認知症サポーター養成講座を受講して
「認知症サポーター養成講座」スタッフ全員で受講しました。
今回は社内研修の一環としての申し込みでしたが、知り合いの方にも何人か声をかけたところ1名参加を希望された方がいらっしゃいましたので、今回は6名での開講となりました。
ぼくらも今日から全国に約1000万人いる認知症サポーターの仲間入りです。そして「認知症サポーターのいるお店」になりました。
美幌町の3人に1人は65歳以上
全国の「高齢化率」およそ30%に対して美幌町は34%となっていて全国平均よりもちょっと高めになっています。(なんとなく実感はありましたが…やはりそうでしたか)
認知症は年齢に関係なく誰でもなる可能性があります。でもやはり発症する確率は高齢者の方が高くなってきますね。
今後も高齢化社会が進むと言われていますので認知症になる方も増えるかもしれません。
認知症なのかそうじゃないのか
認知症なのか、そうじゃないのか、症状が日によって出たり出なかったり、また、初期の段階で症状が軽かったりすると気づくのが遅れてどんどん症状が重くなることも考えられます。
みんなで正しい知識を身につけておけば、初期のうちに、早い段階で対処することができるので、症状を抑えたり遅らせたりすることができるそうです。
認知症についての知識があれば地域で連携できる
もしご家族の方が認知症になった場合(もしかしたらそうじゃないかと心配になったとき)は一人で悩まずに、お医者さん、地域包括支援センター、美幌町役場高齢者福祉担当などに相談しましょう。
また、商店、交通機関、銀行、郵便局などとも連携がとれるとより安心して暮らしていくことができますね。
当店がとくに気を配りたいポイント
最近の電気製品は便利で使いやすいとは言うものの、機能がたくさんありすぎて逆に操作が複雑になり、使いにくくなっているものも少なくはありません。
認知症の方ばかりではなくご高齢の方や機械の操作があまり得意ではない方に対して、機能がたくさんついている製品、今までと使い方が大きく変わる製品ではないものを選んでご提案できるようにしていきたいですね。
基本姿勢を再確認する
こちらも認知症の方やご高齢の方に関係なく「全てのお客さま」と接するときの「基本姿勢」として社内に取り入れたいと思います。
3つの「ない」
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
具体的な7つのポイント
- まずは見守る
- 余裕をもって対応する
- 声をかけるときは一人で
- 後ろから声をかけない
- 相手に目線を合わせてやさしい口調で
- おだやかに、はっきりした話し方で
- 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
おわりに
今回はとても有意義な社内研修でした。
講習会は誰でも気軽に受けることができます。講習時間も1時間30分ぐらいに内容が凝縮されていて意外と「あっ」という間でした。まだ受講していない方はぜひ受講してみてはいかがでしょうか。