2019.2.21(木) 最終更新日2020.3.20 13:56
カタログの読み方(冷蔵庫、洗濯機編)
カタログを見て決める
まずは電器店にカタログをもらいに行く
家電製品を選ぶ時は「よく調べてから決める」「お店の人にお任せする」または「信頼のおける人のアドバイスを聞く」「ネットで調べる」などなど人それぞれスタイルが違います。まずは検討材料となるカタログを入手することから始めてはいかがでしょうか。
「専門用語がたくさんあってよくわからない」「字が細かくて読むのが面倒」という方もいらっしゃるかとは思いますので「カタログをみるときのポイント」をぼくなりにお伝えしていきたいと思います。
カタログだけで決めるも、現物を見て決めるも、どちらにしても予習は大事
お店に商品がたくさんありすぎてどれを選んだらよいのかわからなくなることがあります。メーカー、容量(サイズ)、価格などの予備知識があれば、何も準備をしていないときよりも冷静に判断をすることができるので失敗(後悔)することもなくなるのではないでしょうか。
何十台の中から自分にピッタリのものを探すのはけっこう至難の技ですね。
「どうしても自分の目で確かめたい」という方へ
でも、やっぱり、どうしても、色や質感を確認したいのなら「家電量販店」などで実際に確かめましょう。それから「街のでんきやさん」でも定期的に展示会などを開催しているお店がありますので、そちらに足を運んでもよいかと思います。
カタログで選ぶときのチェックポイント
発行年月日(現行かどうか)
家電製品の場合は年に3〜4回新しいカタログが出ます。最新のものになっているか念のため確認しましょう。
後ろのほうから見る(最後から1〜2ページ目の一覧表)
最後から1〜2ページめくって頂くとタイプ別、容量・サイズ別、機能別などが一目でわかるように一覧表になっています。まずはここを見てご希望の(または現在使っているものとの比較)容量・サイズ、使いたい機能を確認していきます。
ある程度の目星がついたらその商品の載っているページをじっくりと見ていきましょう。
機能を比較する
機能の種類を比較していきます(まだ一覧表)
当然のことですが機能が多いほどグレードアップしてきますので値段も高くなってきます。一覧表で「使いたい機能」「なくてもいい機能」と値段(予算)のバランスを考えていきましょう。
機能の説明は他のページに詳しく載っています。(ページが行ったり来たりすることがあって面倒かもしれませんが…)
例
カタログに値段を書いてもらう(自分で書き込む)
さらにこのページに価格を書き込んでもらうと予算を立てやすくなります。
また、配送・設置の手数料、廃棄処分料(リサイクル料)、関連工事など別途費用がかかることがありますので、そちらも事前に確認しておきましょう。
容量・サイズ(寸法)、設置状況、搬入経路も入念にチェック
冷蔵庫やドラム式洗濯機など扉がついているものは扉の開く方向や扉を開けた時の寸法も確認しておきましょう。設置はできたものの何かしらの障害物があってドアが全開にできないなんていうこともたまにあります。こちらもカタログに詳しく書いてあります。
例
色を決める
カタログの色と現物の色とでは多少のギャップはあるものと考えます。
色やデザインにこだわりのある方はやはり実物を見に行きましょう。
その他
ランニングコスト
「電気代はどのぐらいかかるのか」を考えましょう。使用頻度が少ないものならあまり気にすることもありませんが、冷蔵庫のように24時間365日常に動いているものは電気料金を比較することも大切なポイントになります。
また、消耗品は何年(または何ヶ月)ごとに交換が必要なのか、メンテナンスにかかる費用はどのぐらいかかるのかもチェックしておきましょう。
オプション
「本体に付属してくると思っていたものが実は別売オプションだった」ということがたまにありますので細かい部分にはなりますが確認をしておきましょう。
便利な使い方
便利な使い方や注意する点なども細かく載っています。ここまできたら徹底的に読み込みましょう(笑)
おわりに
もう一度大まかにご説明しますと、カタログの最初のページはメーカーがPRしたいことや新しい機能(技術)などが載っています。そして1台ずつ詳しく紹介されているページがあり、「選び方」や「使い方」を挟みつつ、サイズ(容量)、寸法、設置方法、詳細情報という流れになっています。
普段ぼくがお客さまに商品をおすすめするときに心がけている点をいくつかご紹介させて頂きました。少しでも参考になったら嬉しく思います。