2019.3.26(火) 最終更新日2020.10.18 17:59
蛇口のハンドルを自動水栓に取り替える
自動水栓の取り替え (KVK E1702)
蛇口をひねらなくても「手をかざすだけで水が出る」
そういう蛇口はあちらこちらに付いているので、今ではそれほど珍しいことではありませんね。
お問い合わせ内容
トイレの手洗い水栓を手をかざすだけで水が出る自動水栓にしたい
お問い合わせを頂いた直後は公共施設や大型のショッピング施設またはコンビニなどによく備え付けられている自動水栓をイメージしていました。
「手洗器一体型に取り替えなければならないのか」「水栓だけの取り替えで済むのか」「配管工事の範囲はどこらへんまでなのか」「電源はどうするのか」など、いずれにして大掛かりな工事になると予想しながら取り替えプランを考えていました。
KVK E1702
後付けセンサー水栓
メーカーのカタログを見ているうちに「後付けセンサー水栓」というものがあることがわかりました。既存の水栓にかぶせるだけで配管工事不要です。しかも電池式なので電気工事も不要です。
電池交換が面倒という意見もありますが、今回はなるべく予算を抑えたいということで、できれば「後付けセンサー水栓」のほうで検討を進めていきます。(それでも定価¥48,000します)
適合するかどうか
カタログには「ほとんどのメーカーの立水栓に取付可能」と書いてあります。既存の立水栓はカタログに載っていた写真と全く同じタイプでした。(吐水口が固定タイプと回転形タイプの2種類あります)
取り替え
既存の水栓のハンドルとコマを取り外し、後付けセンサー水栓に同梱されている「アダプター」を取り付けます。あとは本体を装着して固定するだけです。
ちなみに固定するボルトは六角ボルトです(六角レンチも同梱されています)
「水量」の調整は本体側でできませんので外部の止水栓で調整します。
電池を入れる
リチウム電池(2CR5)
電池寿命は「1日100回の使用で約3年」です。
電池を交換するときにも「六角レンチ」を使いますので無くさないようにしましょう。
毎度のことですが
「作業中の写真忘れがち」なのでメーカーのリンク先も貼っておきますね。
カタログ、取扱説明書、施工説明書などがご覧いただけます。
おわりに
一般住宅ではあまり需要がないかもしれませんが、不特定多数の方が利用する場所でしたら蛇口のハンドルに触れることなく手洗いができるのでより衛生的ですね。
こうなると石鹸(自動ソープディスペンサー)と手ふき(エアータオル)も一緒に揃えたくなってしまいますね。
似たようなのがでてました。