2019.3.31(日) 最終更新日2020.4.10 11:22
壁のスイッチ取り替えます
スイッチが効かない
照明器具や換気扇などを入切する「壁スイッチ」が効かなくなった。もしくは、スイッチを押した時に、ゆるい感じがしてきたら、スイッチの交換時期です。
できれば、そうなる前に取り替えておくのがベストです。
壁スイッチの寿命は、入切した回数や使っている年数によって変わります。
ぼくの感覚値としては、だいたい15年ぐらいです。
スイッチの点検
照明器具や換気扇などの電気を入切する壁のスイッチは消耗品ですので頻繁に入切を繰り返えしていくと内部の接点がすり減って接触が悪くなります。もしもこんな症状が出てきたらスイッチの寿命が考えられるので早めにスイッチを取り替えるようにしましょう。
- 「入」にしても点かない
- 強めに押すと点く
- カチカチ感がしない
- 点くときと点かないときがある
- 凹んでいる
そんな時はお近くの電気屋またはホームセンターで修理をしてもらいましょう(スイッチを取り替えするにも電気工事士の資格が必要になりますのでDIYはおすすめできません)
スイッチの種類(代表例)
いろいろなスイッチ
フルカラー(定番)、コスモシリーズ(わりと最近のモデル)、アドバンスシリーズ(最新モデル)などデザインは色々です。スイッチが2個以上のまとまって付いている場合は全て同じスタイルに合わせなければなりませんので古い形のもので廃番になっているものは全体的に(一式)取り替えなければならない場合があります。
それから今では標準的な仕様になっていますが、消すと光る「ほたるスイッチ」点くと光る「パイロットスイッチ」それからランプなしの普通のスイッチと種別が別れています。
その他のスイッチ
その他、一定の時間が経つと消灯または点灯する「タイマー付き」、人が近づくと点灯し人がいなくなると消灯する「センサー付き」、明るさを調整する機能が付いている「調光付き」などがあります。(調光スイッチにする場合は照明器具や電球のほうも調光器対応のものにする必要があります)
だましだまし使っている人が意外と多い
ぼくらが家電製品の配達や修理にお伺いした際に「ついでにここのスイッチも診てもらえる」と頼まれることがあります。「いつ頃からですか?」と尋ねてみると「数ヶ月前から」とか「数年前から」とか意外と皆さん我慢して使っていらっしゃいます。
一般的なスイッチの取り替えは数千円で修理できますし作業時間もそんなにかかりません(早い時は10分ぐらいで終わります)
「ちょっとおかしいな」と思ったら早めに業者に相談しましょう。
スイッチをリニューアルする(スイッチとプレーと一式でお取り替え)
スイッチを押しやすく(そして見やすく)するために家じゅう全てのスイッチをリニューアルするという方もいらっしゃいます。スイッチが新しくなっただけでも何だかすがすがしい気持ちにもなりますね。
それから、内装リフォーム(壁紙の張り替え)、水まわりのリフォーム(キッチン、浴室、洗面室、トイレ)をするときにスイッチも一緒にリニューアルするのもおすすめです(スイッチはそのまま使われがちなので)
おわりに
おうちのスイッチについてあれこれお伝えしてきました。
最近はスマホや音声で家じゅうの電気製品をコントロールすることができるそうなので今までのように壁のスイッチをパチパチ入切するというのもちょっとずつ減っていくのでしょうか。そしてこの先自動化が進んでいっても手動で入切するポイントは作っておく必要がありますので形状が変わったとしてもスイッチそのものがなくなるということはなさそうですね。