2019.5.23(木) 最終更新日2020.3.19 16:16
BSアンテナ修理
BSアンテナ設備の修理
地上デジタル放送はアンテナが少しぐらいずれてもそれほど影響はありませんが(電波の状況が良くない地域は別として)BS(CS)放送はアンテナが少しずれただけでも映像が途切れる、ブロック状のノイズが出る、もしくは全く受信ができなくなるなどの受信障害が発生します。
ここ美幌町もここ数日間にわたって強風が続いたせいかアンテナの修理依頼が3件ほどありました(わりと少なめ)
アンテナ修理
その1 金具そのものが変形している
北海道でよく使われている「アンテナ突き出し金具(サイドベース)」の中で縦軸の向きを自在に変えられる角度調整付きというタイプがあります。ことらは30度までの斜面に取り付けできる便利な部材なのですが、横からの力に弱いので左右にずれやすくなっていますので、BSアンテナを取り付ける時は注意が必要です。
角度調整付きも当店に在庫がありましたがあまり使いたくはありません。
その2 風にあおられパイプが微妙に曲がる
アンテナのパイプ(マスト)が長いと風の影響でパイプが曲がることがあります。
当然ですが長いパイプや大きめの重量のあるアンテナが付いているとより曲がりやすくなりますので、対策として、アンテナを小さく軽いものにする(空気抵抗も少なくなる)、パイプを可能な限り短くするのがよいでしょう(電波の受信に影響のない範囲で)
単純にパイプは太いほうがよいとされていますがその分重くなるので金具もしっかりと固定させる必要がありますね。
昔のアンテナは作りがしっかりとしていると言うかゴツイと言うか、いずれにしてもそれなりに重量があります。
その3 金具を固定しているネジが緩んでくる
風にあおられている時間が長期間に及ぶと金具を固定しているネジが緩んでくることもあります。建物の下地の状態にもよりますがネジの長さや太さで強度を保てるようにしていきます。
強風の影響といっても原因は色々と
アンテナ(本体)の修理というよりも「アンテナ受信設備」の修理というのがほとんどになりますね。呼び方はどちらでもいいんですけどね。
おすすめ
ちなみにアンテナ修理をするときはこの「同軸ケーブルストリッパー」があるととても便利です。