2019.6.10(月) 最終更新日2019.11.20 17:19
看板スポットライトの電球交換
看板スポットライトのレフ形電球交換
看板の電球が点かない
看板のスポットライトによく使われている電球は屋外用の投光器などによく使われている「レフ形」とか「レフランプ」とか呼ばれているものがほとんどです。そして今回の現場もやはり投光器用の電球が使われていました。
こちらの電球も一般的な白熱電球と同じくLED電球に取り替えることができますが、今回は既存で取り付けられていたレフ形の電球に交換しました(電球自体も製造するメーカーや販売する会社もだんだんと減りつつあります)
事前に確認する
ワット数と口金を確認する
電球の品番を見て同じものを用意します。次回、交換するときのために品番を記録しておくようにしています(念のため)
LED化する場合
ワット数と口金が同じでも「形状」と「サイズ」が変わると器具に装着できないこともありますのでLED電球に交換する際にはこちらもも合わせて確認しましょう。
電球が切れているかどうかテスターで確認する
電球切れは中のフィラメントが切れているかどうかを見ただけでも解りますが、シリカ電球のような中が見えないタイプもありますので、その場合はテスターを使って導通を調べていきます(稀にスイッチや照明器具本体の故障がありますので)
まずはテスターのレンジをX1に合わせます。
抵抗(Ω)を測るモードですが導通を測るときにも使います。
次にテスターのテストピンの片方を中心部に、そしてもう片方を外側のねじねじのところに当てます(今回に限っては赤と黒が逆になってもかまいません)
針が振れないということは電球が切れています。
下の写真のように針が振れれば導通があるということになります。
新しい電球でやってみると針が右側に針が振れました。
針のメモリは特に気にすることはなく、だいたい8目盛以上になっていることを確認できればよいと思います。
(ちなみにLED電球はこの方法は使えません)
別にここまでしなくても
別にここまでしなくても、皆さんがいつもやるように電球を交換してみて点くか点かないかやってみるのがいちばん手っ取り早い方法かもしれません(新しい電球を用意する必要がありますが)
ただ今回のように作業中にお客さまが立ち会えない時は本当に電球が切れているかどうか念のため確認をしました。
おわりに
今後LED化が進んでいくと電球を交換することもほとんどなくなるとは思いますが、テスターで導通を測るのは色んなことに応用できるのでよかったら参考にしてみてください。