2019.6.20(木) 最終更新日2020.10.17 07:25
テレビを壁掛けにする
壁掛けのテレビ
壁掛けにするテレビのサイズ選び
テレビを壁掛けにしてみたら、テレビ台に置いていたときに比べて「お部屋は広くなったのはいいけれどテレビが少し小さかったかな」と後になって気がつくことがあります。そうならないためにもテレビのサイズを決めるときは「いつも見ている場所との距離と角度」「音の聞こえ方」などを考えていきましょう。
ベストな場所に壁掛けたい
取り付け金具と壁面の強度
どこでも好きな所に壁掛けたいと思っても建物の構造によっては希望する場所に取り付けできない場合があります。(今回は一般住宅に液晶テレビを壁掛けすることを想定しています)
テレビは軽くなったとはいえ、壁面にそれなりの強度がある場所に壁掛け金具を取り付けしなければなりません。一般住宅の場合、柱や下地材のある部分にスクリュー金具を固定していきます。
もしも取り付けしたい場所に柱や下地がない場合は、内壁を一旦撤去して大々的に改修する、もしくは簡易的に既存の壁の上から補強材を取り付けるなどの補強工事が必要になります。
壁掛け金具のタイプ
角度調整が上下左右できるものと上下しかできないものとがあります。それによってお値段がすこし変わってきますので必要な機能が付いているものを選んでいきましょう。
壁掛け金具がテレビに適合しているかどうかの確認もお忘れなく
あとそれから、金具を取り付けするときのことを考えて事前に「取付金具の寸法」も確認しておきましょう。
その他チェックしておきたいこと
- 電源コード(コンセント)の配線
- アンテナケーブルの配線
- レコーダーの置き場所と配線
- ホームシアター(外部スピーカー)の置き場所と配線
- ネットワーク関連(最近は無線LANになってきていますが)
ちなみに配線を「見えないようにしたい」「見えててもよい」もしくは「見えてもよいけどカバーを付けるなどしてできるだけ見た目をよくしたい」によって配線のやり方も変わってきます。そしてもちろん新築やリフォームの時になら隠蔽配線も可能です(条件によっては後からでも可能)
「そんなの当たり前でしょ」と思うかも知れませんが、ほとんどの場合は後から手直しするのは大変なことなので再確認の意味で取り上げてみました。
例)
というわけで当店の多目的スペース(8畳)にテレビを壁掛けしてみました。
金具はネットで3千円ぐらいでした。
まずは枠を組み立てて壁面に固定していきます。たまたま下地が入っていたので補強なしでそのままいきます。
この台を固定するのが最も重要な工程になります。
あとは説明書に従って取り付けしていくだけです。
テレビの裏側に金具を取り付けします。
付属品のネジが数種類入っているので合うネジを探して取り付けします。
金具の上側はフック状になっているので上から金具を引っ掛けるような感じで取り付けていきます。
上側が掛かったら今度は下側のネジを締めて固定します。
このタイプは上下のみ15度ぐらい角度調整できます。
(やりやすいように角度を上向きにしています)
このテレビは43型の液晶です。
やはりテレビ台に置くよりも画面が小さめに感じます(たぶん気のせい)
でもやっぱりテレビ台がなくなると部屋の中がスッキリしますね。