2019.7.6(土) 最終更新日2020.10.16 17:17
家でんファックスのシンプルな選び方
ファックスの選び方(シンプルバージョン)
最近は「スマホがあるから家の電話はほとんど使っていない」という方が増えてきているように思います。なかには「自宅の固定電話を解約した」もしくは「最初からつけていない」という方もいらっしゃるほどです。
それでもやっぱり「何かあったときのために家電を残しておく」とか「自宅の電話番号がないというのもなんだか寂しい」ということで自宅の固定電話を使い続けているという方が大半を占めているのではないでしょうか。
せっかくなのでファックスをつける
家庭用の電話機もファックスも昔から比べて値段がかなり安くなっているのに加えて便利な機能もたくさん搭載されています(どの製品もかなりコスパがよくなっていますね)
ここでもまた家電あるあるで「多機能すぎて何を基準に選んだらよいのかわからない」ということで「ファックスをシンプルに選ぶ方法」についてご紹介させていただきます(ムズかしい機能は抜きにして)
最低限おさえておきたいこと
ちょっとした機能の違いですが「あると便利」だけど「ないと少し寂しい」と後になって気がつくこともありますので購入する際にはこのこともぜひチェックしてみてください。
(格安のファックスなどではこれらの機能が省かれていることがあります)
電話帳とナンバーディスプレイの表示のしかた
- 親機、子機ともに漢字で表示される
- 親機、子機ともにカタカナで表示される
- 子機だけカタカナで表示(もしくは親機だけ)
- ナンバーディスプレイの電話番号しか表示されない
「電話帳を使っていない」「ナンバーディスプレイを契約していない」という方は気にする必要はありません。
画面の大きさ、文字のみやすさ
電話帳とナンバーディスプレイを使われる方は液晶画面の大きさや見やすさもチェックしておきたいところですね。
光で着信お知らせ
着信のときに親機のアンテナ、子機のランプ、液晶のバックライトなどが光ると、着信音が聞こえにくい状況でも視覚的にお知らせしてくれます。
さらにダイヤルボタンも光るタイプだともっと見やすくなりますし、ボタンを操作するときも見やすくなってとても助かります。
液晶やランプが光ることで子機がどこにあるかというのもわかりやすくなりますね。
子機は何台必要か
親機と子機1台のセットというのが一般的な組み合わせになっていますが、お家の広さやご家族の人数などによっては2台(もしくはそれ以上)必要になることもありますので、子機の置き場所と台数を決めておきましょう。
親機の受話器もコードレス
最近は親機の受話器もコードレスになっているタイプも人気があります。親機でよく電話をかけるという方はこちらもおすすめです。
(バッテリー寿命と長電話による充電切れにご注意くださいね)
あとそれから万が一コードレス受話器が故障してしまった場合は修理代がちょっと割高になります(買い替えたほうがいいんじゃないかと悩むレベル)
印刷方式について
印刷方式は大きく分けて、インクフィルム、インクジェット、感熱紙の3種類に分けられます。ファックスをよく使う方(とくに受信が多い)は印刷にかかるランニングコストも気になるところです。
例)パナソニックおたっくす
インクフィルム1本で印刷できるのはA4サイズが約45枚です。
インクジェットのように使った分だけインクが減るというわけではありません。
極端なことを言うと原稿が白紙でもインクフィルムがA4用紙1枚分消耗することになります。
- KX-FAN190 定価680円(税別)
- KX-FAN191 定価850円(税別)←プリント跡が見えにくいタイプ
ご家庭でたまに使う程度なら「インクフィルム」でもよいかもしれませんが、仕事などで頻繁にファックスを使うという方はランニングコストが安く抑えられる「インクジェット」や「感熱紙」にするのもよいかと思います。(こちらの説明はまた別の機会ということで…)
その他の機能
- スマホ連携
- 迷惑電話を防止
- 声を変えて通話できる
- 通話を録音する
- スマホを使って外出先で操作する
- ドアホンと連携できる
- 届いたファックスを印刷する前に画面で確認する
- その他
(おたっくす中心ですみません)
おわりに
最近の流れとしてはネットワーク機能と防犯機能を重視したものが増えてきています。
迷惑電話、営業目的の電話、特殊詐欺の電話は固定電話にかかってくることが多いからでしょうか。
当店の場合、営業の電話が3日に1回ぐらい、営業ファックスはほぼ毎日のように寄せられてきますので、そろそろ何かしらの対策を考えていこうと思います。
おまけに