2019.7.25(木) 最終更新日2020.4.8 17:29
リモコンを分解してみる
リモコンの一部のボタンが効かなくなった
例えば「リモコンのよく使うボタンだけが効きにくい」ですとか「全く効かなくなる」ですとか「時々効かなくなる」ですとか、ひとことにリモコンが効かないといっても、症状はいろいろですね。
そこで今回は興味本位で面白半分で「リモコンの分解クリーニングについて」ご紹介させていただきます。
リモコンの一部のボタンが効かない
テレビやエアコンのリモコンの「一部のボタンが効かなくなってしまった」ときの主な原因は「リモコン内部の汚れ」もしくは「接点が消耗して接触不良になっている」のどちらかになるかと思います(基板の故障というのもたまにありますが)
基本的にはリモコンが故障してしまった場合は修理は不能でリモコンごと一式の取り替えとなりますが、そのうちの「リモコン内部の汚れ」が原因だった場合は「分解クリーニング」で直ることがあります。
リモコンが全く効かない
リモコンの全てのボタンが効かないという場合は、まず最初に電池の容量があるかどうかを確認しましょう。新しい電池と交換するのがいちばん手っ取り早いです。その時に電池を入れる向きが合っているかどうかと、電池を受けている接点部分の金具が液漏れやサビなどで汚れていないかどうかもチェックしましょう。
リモコンを分解してみる
一般の方にはあまりおすすめできませんが、テレビのリモコンの分解方法を簡単にご説明いたします。
- 電池を取り外す(もちろんフタも取り外します)
- ねじを取り外す(ねじ止めされている個所があれば全て外します)
- ケースを取り外す(ほとんど場合は上と下に分かれています)
- ボタン部分を取り外す(慎重に)
- クリーニング(市販のクリーニングシートや綿棒などで)
- さっきと逆の工程で組み立てていきます
注意する点としましてはケースがツメの引っ掛けで固定されていることが多いのでツメをこじる時にケースが傷つきやすくて壊れやすいので注意しましょう。
それから、ねじ、ボタンなどの細かい部品をなくさないように気をつけましょう。
ちなみに基板の部分は専用のクリーナーで洗浄しています。
どうしても自分で分解してみたい
どうしても自分で分解をしてみたいという方は「自己責任」でお願い致します。
パラバラに分解された状態で電器店に持ち込むのはやめましょう、、笑
おわりに
先ほどお伝えしましたが、リモコンが効かなくなってしまった場合は、新しいリモコンごと一式を取り替えることをおすすめします。
おまけに
ケースを開ける(取り外す)ときは、時計用の「こじ開け工具」があると傷がつきにくくてやりやすいです。
最近の電気製品はツメを引っ掛けて固定されているものが多いのでこの工具があると修理するときにとても便利です。
(2個も3個も必要ありませんが…笑)
もしかしたらこっちのほうがよいかも…