2019.7.31(水) 最終更新日2020.10.17 07:26
プラズマテレビの電源が入らない
プラズマテレビの故障
テレビの故障は大きく分けて2通りの症状があります。
- 電源が入らない(電源が切れる)
- 電源が入って音声も出てるけど画面がおかしい
さらに画面(映像)がおかしい場合
- 真っ暗で何も映らない
- 色がおかしい(赤っぽい、緑かかっているなど)
- 画面の一部分が抜けている(変な模様のようなものが出る)
電源が入らないという場合はモジュール(基板)の故障が考えられます。
その場合は「電源ランプの点滅回数」で故障原因がだいたいわかるようになっています。
それから、画面がおかしいという場合は「モジュールの故障」と「画面本体の故障」の2通りが考えられます(プラズマディスプレイもしくは液晶パネル)
もしも画面本体の故障なら修理代がかなり高額になりますので買い替えを検討することになるかと思います(メーカー保証や延長保証で修理できる場合は別として)
というわけで今回の修理品をご紹介
パナソニックプラズマテレビTH-P42V2の電源が入らない(赤いランプ4回点滅)
9年ぐらい前にご購入いただいたテレビです。
お客さまは事前にネットで調べていたらしく「モジュールの故障っぽい」ようなことをわかっていらっしゃいました。こうして修理事例が多いものはネット検索で故障原因や修理代を調べることもできます(それで今回は修理を依頼することを選択されたのでしょう)
早速お預かりをして修理することにします。
分解と清掃をしてから良品の部品に交換します。
予想通り原因はモジュール(SC)でした。
残念ながら部品そのものを直すことはできず基板そのものをアッセンブリー交換となります。
その他、プラズマテレビの故障で画面に縦線(帯状のもの)が出るという事例も多く出ているようです。
おわりに
修理か買い替えかで迷った時には、今回のお客さまのように「ネットで検索してみる」もしくは「メーカーの修理相談窓口」に相談してみるのもよいかもしれません。(もちろん実際に診断したわけではないのであくまでもザックリです)
そしてもし、自分で調べるのは面倒だとか、煩わしいとか、何だかよくわからない…という方はぜひ「かかりつけの電器屋さん」に相談しましょう(笑)
もしよろしければこちらの記事も参考にしてみてください。