2019.8.28(水) 最終更新日2020.11.11 07:19
浴室の換気扇を取り替える(UF-23A)
浴室換気扇の故障
先日「お風呂の換気扇が動かなくなった」ので診てほしいとのことでお客様宅にお伺いしてきました。
換気扇の耐用年数は10年〜15年と言われていますので、その時期に故障してしまった場合は新しい換気扇に取り替えるようにご提案をしていきます。
浴室換気扇 UF-23AからUF-27A
まずはカバーを取り外してみてみます。
メーカーと型式(品番)が書いてありました。
UF-23Aという品番から後継機種を探していきます。
後継機種はGoogle検索で簡単に探すことができます(念のため開口寸法も測っていきます)
こちらの製品の取説はこちらです(PDF)
(寸法も載ってます)
Google検索
品番を入力してみたところ、メーカーのサイト、通販サイト、業者さんのブログなど、たくさんヒットしました。
これを参考にして新しい換気扇を手配します。
開口寸法が同じであれば他のメーカーでも取り付けが可能ですが、今回は同じメーカーのものを選びました。
浴室換気扇を取り替える
その前に元々付いている換気扇を取り外していかなくてはなりませんね。
今回はユニットバスに点検口があって、しかも天井裏には断熱材もなくて比較的やりやすい現場です。
ダクトの接続部分を本体から脱着することができるので、浴室側のほうからでも本体付け替えが可能です。
電気工事
本体が取り付けできたら次は電気の配線です。
天井裏に配線ジョイント部分がありましたので配線を切り替えていきます。
(電気工事士の資格がいります)
ジョイントは「電コネ」と「リングスリーブ&圧着ペンチ」と方法が2種類あるので、どちらがきても対応できるように準備しておきます。
完成です。
あとは試運転と後片付けをして作業完了です。
こちらの製品の取説はこちらです(PDF)
(寸法も載ってます)
ポイント
今回は比較的やりやすい現場でしたが、なかには「天井裏に断熱材がびっしりでやりにくい」とか「電気配線のジョイント部分がみつからない」とか「ダクトがVP・VUパイプでやりにくい」とか「点検口がなくてやりにくい」などで工事が難航することもあります。
(ですのでDIYはあまりおすすめできません)
おわりに
「換気扇の耐用年数が思ったよりも短かった」でも実際に取り替えるとなると「換気扇の取り替えはどこに頼んだらいいのかわからない」というお話をよくお聞きします。
そう言われれば「換気扇と言えば何屋さん」というのもすぐに思いつかないかもしれません。
まずは、おうちを建てた工務店、設備屋さん、電器屋さん(電気工事じゃないほうの)で、気軽に頼めそうなところに相談ですね。