2019.8.29(木) 最終更新日2023.1.17 16:15
家の電話がつながらなくなったら
固定電話がつながらない(ダイヤル回線とプッシュ回線)
ダイヤル回線とプッシュ回線について
今回は「アナログ回線」についてのお話です
皆さんご存知のとおりアナログ回線には「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」とがあります。
まずはセルフチェック
「家の電話がつながらないのは電話機が故障したからだ」と
すぐさま電器屋さんに電話機の修理または買い替えの問い合わせをするという方が意外にいらっしゃいます。
確かに電話機の故障という場合もありますが「電話回線のトラブルで電話がつながらない」というもう一方の原因も考えられるので、まずはセルフチェックで状況を確認して見ましょう。
シンプルに線は繋がっていますか?
- 電話線が抜けていないか
- 電話機の電源アダプターやコンセントが抜けていないか
誰にでもわかるようなことですが念のため確認しておきましょう。
(ペットが線をかじって断線したというケースもたまにありますので)
プッシュ回線、ダイヤル回線の設定は合っていますか
「プッシュ回線とダイヤル回線の設定がずれていて電話がつながらない」というのも考えられるのですが、最近の電話機は自動で設定してくれるので、こちらのケースもめったに起こりません(昔はけっこうありました)
天候の影響かも
電話がつながらなくなる前に、大雪、台風、大雨、地震、雷はありませんでしたか?
もしかしたら屋外側の電話線に何かトラブルがあって電話がつながらないという事も考えられます。(ちなみになんですが落雷で電話機やモデムが破損することもあります)
電話会社に回線チェックしてもらう
電話会社の故障受付係に連絡をすると「回線に異常がないか」すぐに調べてもらうことができます。
NTTと契約をしている方なら局番なしの113番に電話をするだけです。
(携帯、PHS、NTT以外の固定電話からは0120-444-113です)
もちろんWEBからのお問い合わせもできます。
その他の電話会社と契約をされている方はそちらの会社のコールセンターにお問い合わせください(携帯電話から、公衆電話から、ご近所の方の電話をお借りするなどしておかけください)
そこで屋外側の回線に異常が見られないとなると「電話機が故障している」もしくは「屋内の配線に異常になにか異常がある」ということになります。
屋外でも屋内でも回線に異常があれば電話会社の方が修理をしにきます。屋外側のトラブルであれば無償になりますが屋内側のトラブルなら有償になってしまいます。
電話機の故障で多いこと
- 子機が使えない(音声が途切れる、雑音が入る)
- ボタンが効かない(数字ボタンが部分的に効かないなど)
- 親機の通話中に雑音が入る(受話器コードの接触不良)
- その他(ファックスの原稿、記録紙詰まり)
このような症状が多いです。
ですので「電話機の故障で通話ができなくなった」というパターンはめったにないように思います。
光、ADSL、ISDNをお使いの方
光、ADSL、ISDNはモデムの表示ランプで回線状態がわかるようになっています。
こちらは電話回線のトラブルよりも、ルーター、機器の設定のトラブルの方が多くなるかもしれませんね。
おわりに
このブログをご覧になっている方は、パソコン「インターネット回線」もしくは「スマートフォン」をご利用になられているので、このような心配をすることはないかと思いますが、雑学として参考にしていただけたら嬉しく思います。
もしよろしければこちらの記事も参考にしてみてください。
ちなみにカールコードにはクロスとストレートの2タイプがあります。