2020.5.22(金) 最終更新日2020.5.24 16:11
テレビのコンセントひとつとっても
直列ユニットを取り替える
今日は二世帯住宅の二階部分で、テレビドアホンの取り替え、ついでに、蛍光灯ランプの取り替えのお仕事をさせていただきました。
テレビドアホンの玄関子機を取り替えているときに、一階の住人の方から、テレビ(地デジ)が「1ヶ所だけ映らないところがある」からちょっと診てほしいということで、急遽、テレビの点検を行いました。
仮説と検証
テレビの設定メニューよりアンテナレベルを確認したところ、全体的に地デジの受信レベルが低いことがわかりました。
レコーダーもついていませんでしたし、ケーブルもとくに問題なさそうだったので、とりあえず、テレビのコンセント(直列ユニット)を取り替えてみることにしました。
ちょっとだけよくなった
「アンテナ受信レベルが良好」とまではいかないものの、今まで映っていなかったチャンネルが見られるようになり、映像の乱れもなかったので、ひとまずこれで様子を見ていただくことにしました。
もしこれでだめなら、アンテナから、分配器から、ブースターなど、本腰を入れてアンテナ設備を点検していくことになります(その旨お客様にもご説明)
直列ユニットの種類
テレビコンセン(直列ユニット)の見た目はどれも一緒に見えるけど…配線のやり方によって種類が異なります。
- テレビ端子
- 電源挿入型テレビ端子
- 中継用
- 電源挿入型中継用
- その他(ダミー型、2分配型、など)
また、各部屋によって異なる種類のものが取り付けられていることもあるので、その種類を確認してから取り替えます。
例)
これだけ見ると何だかわかりませんね。
例えば、被覆をむいて、プラスドライバーで3点ネジ止めとかいうのは、デジタル放送非対応の機器になります(電源挿入型)
いちおう一通り用意しています。
デジタル放送対応にする
これらのアンテナ設備機器はすべて「デジタル放送対応」するのがよしとされているものの、既存の建物でそれらをすべて改修するのは、なかなか難しいことに思います(とくにケーブルとか)
おわりに
なので、今回のように部分的に改修をして済むのなら、それに越したことはなしですね。