2017.10.22(日) 最終更新日2020.3.19 16:47
レンジフードの取り替え
レンジフードの取り替えと納まり
まだ10月の下旬ですが、年末の大掃除は刻一刻と近づいてきています。
その中でも手ごわいのがレンジフードのお掃除ではないでしょうか。
レンジフード買い替えの理由
- 油汚れはなかなか落ちにい
- 高くて狭いところなので掃除がやりにくい
- 故障やトラブル
レンジフードを買い換える理由のほとんどは「汚れが落ちなくなったから」で、故障で買い換えるよりも多いような気がします。
レンジフード取り替え工事
既存の本体を取り外す
こちらは既存の15年から20年前のレンジフードです(一般的にはこんな感じ)
早速、本体を取り外していきます。
場合によっては下地材を入れて補強する
取り外したまではいいのですが、下地が入っていませんね。
本体をビスで固定するためには、コンパネなど強度のある下地が必要です。
写真にありようにタイガーボードだけでは強度が足りません。
今まで何ともなくてよかったですね…
…というわけで下地のコンパネを用意します。
今のところは、DIY用に買ってあったリョービの電気丸ノコで間に合っています。
カットしたコンパネはタイガーボードを止めている垂木に向かってビスを打ち込み固定していきます。
下地が完成しました。
ちなみに右側の細い板は最初から付いていました(既存のレンジフードを取り付ける際に造作されたものです)
本体の取り付け
本体に同梱されている型紙を使って固定金具の取り付け位置を決めていきます。
固定ビスを仮止めして本体を取り付けます。
本体を固定したらアルミダクトを接続と電気の配線をしていきます。
ここでちょっとした問題が…
キッチンの吊り戸棚の位置に合わせて設置すると、見た目も良くキレイに納まるのですが、最近の「お掃除簡単タイプのレンジフード」形では、今までより本体が手前側に出てくるので、背の高い方だと頭がぶつかってしまいます。
もちろん本体の高さを上げることはできますが、タイルやボードなどの仕上げ材が貼っていない部分が出てきてしまいます。
仕上げ材を全て張り替えてリフォームすればキレイに納まるのですが、今回はあまりコストをかけずにやることにしましたので、部分的にキッチンボードを張っていきます。
キッチンパネルや洗面パネルを切る時に使う電動丸ノコです。
こちらは建築業界で人気のあるマキタ製
タカラのホーローパネルもカットできますよ。
カットができたら専用の両面テープと接着剤で貼っていきます。
仕上げに見切り材を取り付けて、コーキング(シーリング)をしていきます。
お客さまのご希望の高さに取り付けることができました。
これで作業は完了です。
最近のレンジフードは凹凸も少なく、汚れがつきにくい素材でできていて、お手入れも簡単になりました。