2018.1.25(木) 最終更新日2020.4.4 14:49
ブースター電源部はそのままにしておこう
ブースターの電源部はそのままにしておきましょう
一軒家の借家にありがちなテレビブースターのお話
私たちの住んでいる美幌町でも地上波の電波が強いところと弱いところがあります。
電波が弱い地域にはブースター(増幅器)を取り付けて電波を強くします。
そのブースターにも色々種類があります。
今回は「レコーダーブースター」と「家庭用ブースター」をご紹介させて頂きます。
レコーダーブースター
「卓上ブースター」とか「ビデオブースター」と呼ぶこともあります。録画機を取り付けた際、受信レベルが低下してしまって、写りが悪くなった時に使います。(基本的にテレビ1台分)
こちらは部分的なものなのでテレビ&レコーダーと一緒に移設してOKです。
家庭用ブースター
「増幅部」と「電源部」がセットになっていて、テレビの差し込み口(テレビのコンセント)がある全部屋の電波を強くします。電波の弱い地域にある住宅や部屋数が多い家によく使われています。
こちらは一般的に「増幅部」をアンテナのすぐ下に取り付けします。そしてその「増幅部」に電圧を送るため「電源部」をお部屋のどこか1ヶ所に取り付けます。
この場合、増幅部に電圧が届く経路(場所)を選んで取り付けしますが、最近の住宅はどこに取り付けても電圧が届くようにしているところが多いです。ちなみにBSの電源も考え方は一緒です。
「増幅部」と「電源部」二つ揃ってはじめて機能するもの
「電源部」はテレビの差し込み口(テレビのコンセント)とテレビ本体の間に取り付けられているので、引越しのときに間違って、もしくは知らずに次の引越し先まで持って行ってしまうことがあります(原則として片方ずつの移設は厳禁です)
テレビの裏側に(もしくは家のどこかに)このような機器があったら、必ずどこかに相方の増幅器が取り付けられています(たいていの場合は屋外でアンテナの近くにあることが多いです)
なので、電源部だけを持って行ってしまってもなんの意味もなく、逆に持って行かれた方は「増幅部」だけが取り残されてしまっている状態でテレビは全く映りません(この増幅部は電源部から電圧が送られてこないと全く機能しないので)
次に入居する人のためにも
どちらも「ブースター」と呼ぶのでややこしいのですが「電源部は置いていくもの」と、なんとなくでも覚えておいてもらえると嬉しいです。