2019.10.18(金) 最終更新日2020.3.19 15:33
テレビの映像が途切れ途切れになる
途切れ途切れのテレビはやめてよー
今日は「テレビの映像が途切れ途切れになる」ということで、アンテナ設備の調査に行ってきました。
天気とアンテナは問題なし
- でもテレビがちゃんと映らない
- テレビの映像が途切れ途切れになる
…ということで調査にお伺いしました。
例によって「テレビまわりの配線の点検」「アンテナレベルの測定」を実施しましたが、共に異常はみられませんでした。となると、アンテナからテレビまでの間のどこかで何か問題があるということになります。
アンテナ受信システムを確認する
アンテナは問題なしならば、次に、ブースターもしくは混合器(衛生ミキサー)、分配器、ケーブル…などなど、一つ一つを点検していくことになります。
屋根裏に潜入
アンテナの配線を各部屋に分岐させる「分配器」は屋根裏にあることが多いので、屋根裏に潜入です。今回の屋根裏は人が入っていけるスペースがありましたので入っていきます。
この奥に分配器があります。
そしてさらに、アンテナから分配器までのケーブルも取り替えが可能だったので新しいケーブルに交換しておきます。
ちょうどいいところに通気口があったので、そこからケーブルを引き込みました。
ちなみに
最近の住宅では容易に点検しやすくするため、お風呂(ユニットバズ)の点検口から分配器を確認できるような配線をしていることが多いです。
また、これとは別の配線方式で「送りシステム」で配線されている場合は「分配器」ではなく「直列ユニット」という部材が使われています。この直列ユニットは、どこかの部屋のテレビ端子に内蔵されているので、屋根裏ではなく、部屋のテレビ端子を取り外して確認をします。
まとめ
- アンテナは既存のものをそのまま使用
- ブースターを設置(アンテナ受信レベルで一部微妙なチャンネルあり)
- 分配器を交換(地デジ非対応だったので)
- アンテナから分配器のケーブルを交換(けっこう劣化していたので)
今回はこれで解決となりました。
でももし、これでダメなら分配器からテレビのある部屋までのケーブルを取り替えることになります。その場合は露出配線(配線が目につくように)になるかもしれません。
おわりに
これはほんの一例
アンテナの配線方式の記録がなかったとしたら(ないのがほとんど)不具合箇所を一つ一つ調査していくしかありません。なので、工事代と作業時間はやってみないとわからないというのが(ぶっちゃけ)正直なところです。
おすすめ
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