2020.6.22(月) 最終更新日2020.10.16 16:36
エアコン専用コンセント
エアコン専用コンセントはありますか?
エアコンのコンセント
「エアコン専用コンセント」は、お客さまからエアコンのお問い合わせがあったら必ず確認しておきたい項目の一つです。
暑くなってくると「なるべく早く」「なるべく安く」つけたいとお思いでしょうけど、まずは「エアコンを動かせるだけの電源を確保できるかどうか」を確認することから始めましょう。
消費電力の少ないエアコンなら、それほど気にすることはない…って思うかもしれませんが、ぼくは「エアコン専用コンセント」のことをけっこう気にするタイプです(笑)
百歩譲ったとしてもいるものはいる
暑い日にちょっと冷房をかけるぐらいならまだしも「猛暑日が続いてエアコンがフル稼働している」
逆に「夏になっても寒いから暖房を入れる」ということも想定されるので、やはりエアコン専用コンセントを設けておいたほうがよさそうです。
契約アンペア
現時点でメイン(大きいほう)のブレーカーが落ちるような状態なら、エアコンはもちろんのこと、他の電気製品をも増やせない状況下にあります。
そういう場合は、契約アンペアを上げる、場合によっては分電盤の改修工事をしなければなりません。
分電盤のキャパ
ブレーカーはめったに落ちはしないけれど、分電盤の空きがないという場合も、分電盤の改修工事が必要になることがあります。
分電盤からエアコンまでの配線工事
くわえてその分電盤からエアコンまでの電気配線があります。
おうちによってパターンが違うので、その都度お伺いして確認させていただいています。
別途工事を想定
エアコン本体、取付工事に加えて、電気工事(専用コンセント)も含めて、ご予算をたてていくことをおすすめします(電気工事だけで数万円から数十万円かかることもあるので…)
例)
うちの分電盤です(ちょいちょいでてくる)
かつては、しょっちゅうブレーカーが落ちていて、もうこれ以上、電気製品を使えない状態でした(でんきやなのに…)
なので5年ぐらい前に思いきってリニューアルしました。
使っていないブレーカーが1つと、空き部屋が2つあるので、全部であと3回路増やせそうです。
そしてここからエアコンにもっていっています。
おわりに
寒冷地仕様の暖房エアコンは200Vにすることが多いです。
あと、みなさんリビングが広めなので、それ相応のエアコンとなり、200Vをいれるケースも多くございます。
なので、ここ最近のエアコン工事は、電気工事の打ち合わせから入ることが多くなってきています。