補聴器つけたらだれでも聞こえるようになるのか問題。

毎回思うけど補聴器はメガネに比べると本当に調整がシビアな医療機器だ。個人差というかその方の感じ方があるのでそれを第三者が確認することが難しいとも言うべきか。(メガネも正確に合わせる技術の難しさは十分承知しているつもりです)

本日は聞こえの相談会

一応デジタルのデータで表された数値を判断基準にしてこれくらいで聞こえているはず、というところで調整するけど、ご本人が「まだ聞こえにくい、こもる、響く、なんとなくしっくりこない」などと満足いただけないケースもある。

聴力の問題はひとつの理由ではなく体調によっても変わるし(視力も同じですよね)、周りの環境によっても変わる。

かと言って補聴器で補正しないともっと聞こえない。聞こえないと活動範囲も狭まり家族との会話も減る。聞こえないことは相当なストレスだ。

だから補聴器を装着して定期的に少しずつ調整し補聴器がその方の体の一部として自然な聞こえになるまで私たちはずっとお付き合いしていく。

補聴器を買えば難聴問題がまるっと解決、となればいいのだけど、この令和時代になってもまだまだそこまでいっていない。補聴器のレベルは年々進化しているけど、あくまでも機械だからその人にしっくりと合わなければ意味がない。販売店側がこんなこと言ってはいけないのだろうけど、毎月この難しさに直面し悩みはつきません。

耳垢そうじも相談会で

それでも、もちろん、補聴器のおかげで聞こえるようになったから行動範囲が広がった、と言う方もたくさんいます。

だからまずはお試しに来て欲しい。

いきなり通販で補聴器っぽいかたちのの集音器を格安だからと言う理由だけで買わないで欲しい。雑音ばかり耳に入ってきてわずらわしくなりじきに使わなくなってしまう。

毎月開催している当店の「聞こえの相談会」では聴力測定をしたうえで最新の補聴器をあなたの聴力に合わせてからお試しの着用ができます。それをつけてみてどれくらい聞こえ方が変わるのか体験していただく機会です。

担当の左近さんと共にお待ちしています

次回は

8月21日(水)10時から12時半

(参加無料 ご予約不要です)

場所は当店店内にて。

この記事を書いた人

シノズ 田中 忍
1974年生まれ水瓶座。結婚3年目に「まちのでんきや」という未知の世界に足を踏み入れ今年で16年目。店舗内で接客を担当。毎月の料理教室、ニュースレター・チラシ作り、SNS、POPの作成、補聴器業務等が主な担当業務。

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