2018.10.24(水) 最終更新日2020.1.2 12:58
毎日かけるドライヤー
毎朝毎晩かけるドライヤー
あって当たり前、使えて当たり前
毎朝、毎晩、かける、
ないと困る、
ある日突然壊れたら…
もはやホテルにも標準で装備されているので旅行や出張にドライヤーを持っていくなんてこともほとんどなくなりましたね。
…ということはサブのドライヤーを用意することもないのでメインドライヤーが使えなくなると一大事です。
そんな「なくてはならないドライヤーが使えない」なんてあってはならないこと。
突然故障してしまったら
「今この瞬間だけでも何とかしようと」つい分解してしまおうと考えるのもわからなくもないのですが電気製品の分解はやめておきましょう。
「動いたり動かなくなったり」と明らかに電源コードの接触不良の疑いがあったとしても「中を開けて切って繋いで」なんてことは思わないでくださいね。
(ちなみに故障の原因で一番多いのが電源コードの接触不良)
電器店に修理を依頼する場合
「電源コードの接触不良の部分を切って繋ぎ直して欲しい」とよく頼まれますが、それをしてしまうと「改造行為」と見なされてしまうので、もし何か事故があった場合はユーザーの自己責任となってしまいます。
もしその「改造行為」を電器店などの業者が行ったとしたらその業者も責任を問われることになりかねません。
電源コードの接触不良で簡単に直せそうな修理であっても、正規の手順に従ってメーカー指定の修理部品を(電源コード)を注文して交換します。
ちょっとお堅い話になってしまいましたが、お客さまの安全と財産をお守り頂くためどうかご了承ください。
特別措置
そうはいうものの時にはお客さまの了承を得て分解修理することもあります。「特別な思い入れがある品物」や「興味本位で分解してみたい」という方は(お得さまの裏メニューですけど)特別に修理をすることがあります。
持ち手の部分のカバーを開けてみることにします。
本体の引き込み部分のコードが膨らんでいます。
断線しかかったまま使ったので熱で被覆が膨らんで変形したと推測されます。
今回はお客さまのご要望通りに電源コードを摘めて接続し直しました。新しいドライヤーをご購入頂きましたので、こちらのドライヤーはサブドラとして、思い出の品として保管されることになりそうです。
(補足ですが電源コードをねじって接続するのもやめましょう)
おわりに
やっぱりサブドラがあると安心ですね。