2019.6.12(水) 最終更新日2021.6.20 08:34
エアコン室外機の置き方(北海道仕様)
エアコンの室外機を置く
エアコンの室外機は、どこにどうやって置けばいいのか…いろいろ考えちゃいますね(配管のこともあるし)
地に足をつけた形のエアコン室外機の置き方
北海道に住んでいると「エアコンは冷房運転しかしない」とはいえ、エアコンの室外機を樹脂の置台やブロックを使って地面に直置きする方法はあまりおすすめはできません。(ベランダやバルコニーの中に設置するなどで室外機が雪で埋まる心配もなく土台がしっかりしている場合なら直置きするのもよいかと思います)
それはどうしてかというと、エアコン室外機は右側の方が重いので、土または砂利の上に置いておくと、重いほうの土がだんだんと沈んできて室外機が傾いてしまうことがあります(場合によっては配管が引っ張られてガス漏れを引き起こすこともあります)
また、室外機を壁掛けにするのもよいのですが、外壁の構造によっては「壁掛け金具を取り付けることができない」「振動音や運転音が大きめに聞こえる」ということもありますので、こちらもケースバイケースになるかと思います。
例)
平地・傾斜地・屋根兼用置台とスライドブロック500
スライドブロックはけっこうな重さ(たぶん10Kgぐらい)あります。さらに固定ボルト付きなので置台との相性も抜群です。
冬は使わないといっても雪に埋もれるのはよくないので少し高さを上げておきましょう。
このやり方でけっこうな件数をやらせてもらっていますがが今のところ問題ないようです。
スライドブロックと置台の分の費用が追加でかかりますが安心して長く使うためなのでここは北国仕様でいきましょう(ちなみに寒冷地仕様のエアコンの場合はこれに防雪部材がプラスになります)
よろしければこちらの記事も参考にしてみてください
おわりに
工事のやり方によって後々どう変わるのかというのは、一般のお客さまではなかなか判断がつきにくいかと思いますので、エアコンを取り付ける前に業者さんに一度現場を確認してもらい説明を聞きながら相談して決めるというのが望ましいと思います。
よけいなひとこと
何事においてもまず地に足をつけていかなくてはなりませんね。