2019.7.9(火) 最終更新日2020.4.18 12:19
アンテナの線を窓から室内に引き込む
窓からアンテナの線を室内に引き込む
今回は「すき間用ケーブル」を使って、アンテナ線を窓から室内に引き込むやり方のご紹介です。条件がよければ、意外と簡単にできるので、もしかしたらDIYも可能かもです。
テレビアンテナの配線
テレビアンテナを配線するときは、地デジとBS(110°CS)の電波を混合させて1本のケーブルで配線をし、各部屋のテレビのユニット(コンセント)から再び地デジとBSの電波を分波させて、テレビのアンテナ端子につなぐという方式が一般的です。
配線工事は建物を建てるときに行うので、ケーブルは壁の中や天井裏で室内側からは見えないように配線をする「隠ぺい配線」になります。
アンテナの線を後から追加で配線をする
BSやスカパーのアンテナを後から追加で取り付するときは、建物の構造上どうしてもケーブルが室内側から見えるような配線(露出配線)をしなければならない場合もあります。
そして、当然のことではありますが、戸の部分(ドアや窓など)にケーブルを通してしまうと戸がきちんと閉まらなくなってしまうので、戸の部分を避けて配線をしていかなくてはいけませんので、場合によっては、壁、天井、床などに穴を開けてケーブルを通すことがあります。
壁に穴を開けなくない
BS・スカパー(もちろん地デジも)アンテナケーブルを壁に穴を開けずに配線をする方法
「新築したばっかりだから」「賃貸だから」などの理由で、後から追加で建物に穴を開けることができないけど、BSやスカパーが見たいというときのために「すき間用接続ケーブル」という部材を使って建物に穴を開けずにアンテナの配線をすることができます。
とくに屋外から屋内にアンテナのケーブルを引き込むときに便利です。
すき間用接続ケーブル
すき間用接続ケーブルは極細ケーブルになっていて窓に挟んでもOKなケーブルのです。でも、頻繁に開け閉めする窓(戸)に付けるのはちょっと心配です。
そして、お値段はちょっと高めですが、あまり聞いたことのないようなメーカーでよければネットで安く購入することができます。
挟まる部分のケーブル極細になっています。
双方をF型コネクターで接続していきます。
ちなみにアンテナメーカーのもございます。
そんなに高くないのでメーカー品がおすすめです。
おわりに
そうは言っても当店ではそれほど頻繁に使うものではありませんが…
最終手段としてリーサルウェポン的にご活用いただけるのではないかと思います。
おまけに
このたびは間違えて4K8Kに対応していないアンテナを持ってきてしまいました。やっぱりこれからBSアンテナを取り付けるなら4K8K対応ですよね。
また後日お取り替えいたします(いたしました)