2020.4.29(水) 最終更新日2020.4.29 15:08
ブルーレーディスクレコーダーの修理
ブルーレーディスクDMR-BR500を修理する
こちらのブルーレイディスクレコーダ(DMR-BR500)は、本体の表示ディスプレイに「PLEASE」が点いたり消えたりするだけで、操作も何もできなくなってしまいました(起動せず)
さらには、アンテナの送り側に接続されているテレビの受信にも影響を与えていました。
地デジ放送はブロックノイズが出で、BS放送は全く映らなくなるといった現象です。
(詳しくは前回の記事をご覧ください)
年式が年式だけに「もう買い替えかな」という感じはするものの、もし簡単に直りそうなら、修理するもありですね。
ちなみに、「ハードディスク」や「BDドライブ」は部品代が高いので、修理はあまりおすすめしていません。
今回は、メイン基板の「電解コンデンサ」がどうも怪しいということで、部品を2個を取り替えてみることにしました。
ここで使う部品は1個200円ぐらいです。
DMR-BR500のメイン基盤を修理する
まずは上側のカバーを取り外します。
メイン基盤を取り外すには、ハードディスク、フロントパネル、冷却ファン、背面カバーを外さないとなりませんでした。
やっとメイン基盤が取り出せました。
コンデンサがたくさん付いています(そのうちの2個が壊れていると事前に調べがついている)
電解コンデンサの交換
ハンダごてを使ってコンデンサを取り外していきます。
やはり電解コンデンサがパンパンに膨らんでいました(写真ではわかりにくいかもしれません)
電解コンデンサには極性があるので、気をつけて取り付けします。
左側の台紙がついているほうが良品です。
同じものなのに右側の故障しているほうは膨張してしまっていますね。
交換が終わったら、分解したときと逆の手順で組み立てをしていきます。
修理完了
ちゃんと起動しました。
動作も問題ないようです。
ブルーレイディスクレコーダーの場合は、「ハードディスク」の故障がダントツに多いので、今回のような修理は珍しいのではないでしょうか(この機種のクセのようなものなのでしょうか)
それでも、電気製品全般では「電解コンデンサの不良」が故障の原因というのはけっこうあるように思います。
それこそ、パソコンとか液晶モニターとかを自分で修理している動画がYouTubeにたくさんあがっているほどです。
おわりに
部品代は何百円でも、プロにお願いすると、もちろん「技術料」がかかるし、もし直らなくても「診断料」がかかります。
修理する方もお仕事としてやっているので、それに見合った報酬をいただくのは当然ですね。
なので「お金をかけて診てもらうか」「早々に諦めて買い替えるか」「どうするか」
…悩むところでもあります。