2020.5.31(日) 最終更新日2020.6.1 09:14
家電リサイクルと産業廃棄物
家電リサイクルになるのか産業廃棄物になるのか
当店のように、小さな街の小さな電器店であっても、毎日1件は「家電リサイクル」のお問い合わせがあります。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの4品目は一般のごみとして捨てられないというのは、誰でも知っていることでも、実際どういう手順でやったらいいのか、料金はいくらかかるのか、どこにどうやって運ぶのかなど「詳しいことはよくわからない」という方も少なくないようです。
家電リサイクル法には従うけど
家電リサイクル法の制度は、ちょっとシステムが複雑で、料金体系もこと細かく分類されています。
なので、ぼくらも、なるべくわかりやすく明朗会計で説明ができるようにと、努めてはいるものの、なかなかうまくこのシステムを伝えることができないこともあります(お客さまによっては)
家電リサイクル品は自分で解体しないほうがいい
ちょっと前置きが長くなりましたが、今回みなさまにお伝えしたいのは、家電リサイクルの対象品を、ご自身で解体してしまうと、逆に料金が高くつくことがあります。
よくある質問で、自分でバラバラに分解したら「一般のごみと一緒に捨てられるの」とお尋ねになられます。
これに関してはぼくも答えに困るところで何とも言えませんが…(やっぱりNOでしょうね)
区別がつかなくなるとたいへん
メーカー名、容量、大きさなどがわからなくなってしまうと、家電リサイクル券(伝票)に記入することができなくなりますし、その先の業者間での確認もできなくなるので、家電リサイクルとして廃棄処分することは難しいかと思います。
なので当店の場合は、専門の産業廃棄物処と契約をして、そちらで処分をしてもらっています。
ルパン三世にでてくる石川五エ門がやったっぽくなっています(またつまらぬものを斬ってしまったとかいって…)
別に廃棄を頼まれたマッサージチェアと一緒に産廃業者さんのところへ持って行きます。
続きはWEBで…
ちなみに、家電リサイクル料金、手続きの方法などの詳しいことは、
経済産業省のホームページにわかりやすく載っています。
おわりに
家電リサイクルをするには大きく分けて2通りあります
(一つ目)電器店にすべてお任せで「家まで引き取りにきてもらう」のが一番手っ取り早いかと思います。
でも、その分の手数料がかかるので、なるべく費用を抑えたいのなら…
(二つ目)ご自身でリサイクル件を購入して、ご自身で「指定引き取り場所」まで運んでいくと、収集運搬料(手数料)分が節約できます。
なので解体してごみに出すのはなしです(笑)
もしよろしければ過去記事もご覧ください。