2020.6.28(日) 最終更新日2020.6.28 21:52
電源コードが切れかけている
電源コードの断線
電源コードが切れかかっている、もしくは切れてしまっている。
でも、電気製品の本体が壊れているわけではなく、電源コードさえ修理すれば、また使えるようになる。
…というような状況下で修理に持ち込まれる方が当店にも時々いらっしゃいます。
なかには、ご自身でDIY修理をして、そのまま使っていらっしゃる方もちらほら見かけることもあります。
市販の電気部品で代用するのはちょっと…
市販の電源プラグを代用する
ほんとからいうと、電気製品の電源コードは、切ったり繋いだりせず、電源コード一式まるごと交換するのが正しい対処法になります。
こうして市販で出回ってはいるけれど、
家電製品協会的にはアウトになっています。
家電製品を安全にお使いいただくために|一般財団法人家電製品協会
例)コンセントの抜き差しを繰り返すうちに
今回のケースでは、お客さまが毎回テレビを見るたびに、電源コードを抜き差ししていたことで、電源プラグとコードのつけ根が断線しかけていました。
最近の液晶テレビは待機電力がものすごく低いので、使っていないときに主電源を切っておくとか、コンセントを抜いておくとかを、しても、しなくても、電気料金はそれほど変わらないと思います。
むしろ、主電源を切った状態からの起動電力のほうが大きいから逆効果だという説もあるほどです。
問題の電源コード
なかの銅線が見えてしまっています。
これはかなり危険な状態ですね(スパークします)
今回は大事に至ることなく(早めに?)対処できてよかったです。
ちなみに、この電源コードをメーカーに注文するとなると、供給可能ではあるものの、入荷するまでにかなり日数がかかるとのことでした。
おわりに
電源コードを抜き差しするよりも
電源コードを抜き差ししたいのなら「スイッチ付き電源タップ」にするのがおすすめです。
スマホ、タブレット、ゲーム機などに使われている方も多いですね。