ご愛用中のホームベーカリー。「いつも通りセットしたのにいつものパンが出来上がらなかった」とお客さまからご相談がありました。

いつも通りセットしたのにいつものパンが出来上がらなかった

ホームベーカリーで毎日のようにパンを焼いているお客さまからのお電話でした。

いつものようにセットしたけど出来たかなと思って開けてみたらケースの下の方になにやらかたまりがある、と。パン派出来ていなかったと。

ホームベーカリーのあるあるの中に「羽根をつけ忘れる」というものがあります。羽根をつけ忘れるとパン生地をこねることが出来ないので結果的に粉と水がなんとなく混ざった化石のようなかたまりが焼き上がるだけ、という悲劇が起こります。これは誰しもが一度は通る道です(言い過ぎ)。

でもこちらのお客さまはどうやら羽根もちゃんとセットされていたようです。イーストも入れ忘れていなかった。いつも通りセットした。

このホームベーカリーも使い始めてかなり経つから本体が故障したのではないかというご相談のお電話でした。

2010年製

こちらのホームベーカリーはわたしが「ようでん」に入ってから間もなくの頃に納品しにご自宅までうかがいました。使い方等を説明して帰って来たのを覚えています。ついこの前と思っていたのに11年以上前のことだったとは・・・

(ぺこぱにお願いして時を戻したい)

 

ホームベーカリーが故障する事例はそんなに数が多くないので念のためお店でお預かりして動作などを確認してみます。

たしかに使用年数も経っているし使用頻度も多いけど何か原因があるかもしれない。

お預かりしてきたホームベーカリー

パンケースをセットする場所の下に羽根を回転させる部品があります。

そこの溝にはどうしても粉等が多少なりとも入り込みやすい。

ここです

写真は清掃後ですが確認した時は黒く焦げたような粉状の物体がまあまあ侵入していました。

手で右に左に回転させてみたところやや滑りも悪いような感じです。

なのでその粉状の物体たちを吸引して取り除きました。

そしてパンケースをセットして通常通りパンを焼いてみたところちゃんと動作し羽根もガンガン回ってくれました。問題なくパンが1斤焼き上がりました。

食パン(ヨーグルト入り)

溝に入り込んでいた粉状の物体が原因なのか、たまたま機嫌が悪く羽根が回らなかったのか、真相は謎ではありますがひとまずまたパンが焼けると思います。

 

本体もパンケースもとてもキレイに使われていたこちらのお客さま。

パナソニックのパンミックスのスイートタイプをご愛用です。ほんのり甘い食パンが人気の商品。

またいつものようにパン焼き生活を再開していただけたらわたしもとっても嬉しいです。

 

 

この記事を書いた人

シノズ 田中 忍
1974年生まれ水瓶座。結婚3年目に「まちのでんきや」という未知の世界に足を踏み入れ今年で16年目。店舗内で接客を担当。毎月の料理教室、ニュースレター・チラシ作り、SNS、POPの作成、補聴器業務等が主な担当業務。

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