2019.3.8(金) 最終更新日2019.3.8 22:25
補聴器の電池にはなぜシールがついているの?
補聴器に使われている電池は空気亜鉛電池です。
時計とかキーレスに使われているようなボタン電池とはまた種類が異なり、その仕組みも変わってきます。
空気電池、というくらいなので空気を取り込むことで発電するタイプの電池。
テープが付いているところに穴が空いててそこから空気を取り込みます。なので使わないときはテープで蓋がしてあります。ここから剥がしたら発電を開始します。
ただし剥がしてから少なくとも30秒経過しないと安定して発電しないので剥がして少し置いてから補聴器にセットしてください。寒いときはもう少し時間がかかるみたいなので1分くらいはみたほうがいいでしょう。
拡大してみますね。
新品の電池に交換したのに音が聞こえないーと言う場合、もしかしたら電池のテープを剥がしてすぐに装着したのかもしれません。それ以外のケースももちろんありますが、もし知らなかったーという方は次の交換時にやってみてくださいねー。
補聴器も毎日使うものなので故障することももちろんあります。修理は所定の工場に出してなおすことになります。
今は、そもそも電池交換の心配がない充電式が発売されより便利になってます。
聴力で悩んでいるたくさんの人に補聴器が行き渡る日が来ればいいなーって思ってます。