2019.3.13(水) 最終更新日2019.3.13 23:54
風呂吹き大根に甘味噌をかけてじっくりいただく贅沢なひととき。
ぜいたくなお料理っていうのはキャビアだとかフォアグラだとかトリュフだとかそういうものをいうのではないと思ってます。はっきり言ってこれ全部食べたことないです。たぶん。たぶんっていうか完全に食べたことないです。確かに美味しいのかもしれないけどこれからも食べる機会ないかもだけど食べたいとはあまり思わない。人によってなにがぜいたくかって変わるんじゃないだろうかとも思ってます。
子供の頃ならお母さんの握ってくれたおにぎりが最高のご馳走かもしれない。お母さんと一緒に作ったホットケーキとか。
キャンプでみんなで作るカレーとか。旬の山菜の天ぷらを揚げたてで食べるとか。手作りお味噌で作る豚汁に新米の組み合わせとか。外で食べる遠足の日のお弁当。
あげればたくさんありそうです。
食材は特別なものじゃなくてもいいけど少し丁寧に作る。そんなお料理は作るときも食べるときもなんだかほっとします。
料理は食材を切ったり煮たりしているだけなんだけどそれ自体が自分のことを大事に扱っているのと同じことだなと最近特に感じます。ある程度適当なところはそれでよくって、でもポイントは抑えつつ少していねいに。盛り付けは特にていねいに。そうするだけで私の場合は落ち着きます。キッチンにいる時間が一番落ち着くのかもしれません。
昨日は風呂吹き大根をこのお気に入りの器に贅沢に一個だけ盛り付け。木の芽なんてものはないので、初めて繰り返し栽培を試みている豆苗を手で摘み取って乗っけてみた^^良い感じ。
使った調理器具:パナソニックの電気圧力鍋(高圧5分)
甘味噌は小鍋にて。お酒を切らしていて、味噌と砂糖とみりんと水でなんとか仕上げました。お味噌は信子さんお手製のもので単体で十分おいしい。
大根の皮を分厚く剥いたので、千切りにしてスパイスとオリーブオイルと塩コショウとニンニクで炒め物に。
風呂吹き大根の名前の由来には諸説あり過ぎて結局なんなのかわからなかったけど由来はなんであれ美味しいからまあいいか。ちなみにこの器は埼玉Riyonのみわこセレクトショッピングの益子焼です。益子焼も買えちゃう #うつわカフェ は明日まで京急蒲田駅前の美容室カフナにて催事中。ステマじゃないよ笑 pic.twitter.com/PiAueh2bnj
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) March 13, 2019