2018.2.16(金) 最終更新日2018.2.16 19:06
「スタイルとは作る物ではなくにじみ出るもの」と自身の解説を解説してくれたスノボ解説者の中井さんこそがオシャレでかっこいい件
あー。いそがしい。
何が忙しいって、オリンピック観戦が忙しい(笑)
どうも、オリンピック大好き、ようでんのヨメ忍です。
羽生結弦 完全復活!異次元の演技でSP首位 フィギュアスケート男子ショートプログラム|https://t.co/HJUuczVaAZ 民放オリンピック公式動画サイト https://t.co/lsAnobf2mc
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) February 16, 2018
なんなの羽生くん!
はあ。今日も良い日です。
夏と冬どっちのオリンピックが好きかと聞かれたらすごーく困るけど僅差で冬かもしれない。そんなことを最近特に感じます。ジャンプにフィギュアにスノーボード、カーリングもスケートも、、、とにかく全部おもしろいわけです。夏もオモシロいんですけどね。これ夏のオリンピックの時に聞かれたらまた答え変わってくるかもしんないけどー(笑)
4年前のソチの時もスマホはあったけど今はもっとスマホが生活の一部に入ってきていて、オリンピック観戦もスマホがあると超便利。オリンピック関連のいろんな公式アカウントをフォローしておくとたくさんの情報に触れることもできる。テレビ観戦だけの時代よりも何倍も。そしてさらにその競技を深くしれたり興味が沸いたり選手の情報も入って来たり。公式アカウントじゃなくても一般の方達の投稿も楽しめます。テレビをみながらツイッターで同じ競技を見ている人のツイートを同時に観るとこれまたオモシロい。
ほんと、良い時代です。
そんな中見つけたスノーボードの解説者中井孝治さんのブログ。一般の方のツイートで知りました。
ハーフパイプとかスノーボードスロープスタイルとかの解説者。解説者にも色んなタイプの人がいて、モーグルの三浦豪太さんも大好きなんですけど三浦さんはタイプ的に言うとマラソンの増田明美さんみたい(笑)選手のプライベート情報まで細かく知っていて解説の中に挟み込んでくるのがとっても面白い。たまにおやじギャグも投下してアナウンサーにスルーされたりとかも楽しいです。
その点中井さんは終始淡々とした語り口。三浦豪太さんとは全くの真逆(笑)こういうタイプも大好きなんです。アナウンサーのテンションに引っ張られず落ち着いている人。そんな人がなんか少しでも興奮している様子が見えた時はただ事じゃないんだなってわかってこっちも興奮します(笑)語り口が淡々としている、声がシブイ、そんなところも魅力ですが中井さんは解説者としての目線がフラットなところが一番素敵だなって思ってます。日本人選手だけではなく他国の選手に対しても公平なジャッジをしている。そしていい演技には称賛を惜しまない。
そして、戸塚選手が転倒して担架で運ばれていったあの場面では一切しゃべっていなくて、アナウンサーの話によると涙を流していたと。
なんだかめっきり中井さんのファンになってしまったわけで。
って、何の話だったっけ。。。
そうそう、そんな中井さんのブログがとっても良かったので先日ツイッターでシェアしたんです。せっかくだからブログにも残しておこうと思います。
スノボ解説者中井さんのブログ。
どんな仕事もスタイル出していきたいですね。中井孝治 「オリンピック解説のことで。」
⇒ https://t.co/Ryiz7QwRHU— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) February 13, 2018
これはほんとうにみなさんに読んでもらいたい謙虚でいて的確な記事なんですけどたぶん読まない人もいるから一部貼り付けておきますね。
【スタイル、スタイリッシュ】
簡単にですがスタイルについて説明させて頂くと、グラブや技をしている時の身体の形などのことを言っているのですが、パッと見ただけで誰だかわかるような個性的な動きをしている時、その人のこだわりが伝わってくるような動きをしている時によく使ったりします。
形だけを作るのなら、ある程度上手になればそのスタイルをマネできると思いますが、本当のスタイルとは作るものではなくて、滲み出るものだと思っています。
スノーボード以外でも1つのことを追求してきた人ならわかると思いますが、なんでも長くやっていると、オリジナルか?そうではないか?見せかけのスタイルや真似しているのはなんとなくですがわかってしまうんです。
なので重要なのは、オリジナリティなんです。
だからこの形がかっこいいとか特に決まってないんです。
純粋に自分がかっこいいと思うことを高い技術と完成度で表現できていればスタイルが自然と出る、伝わってくると思っています。
もちろん最初は誰でも、憧れや真似するところから始まると思います。
(自分もそうだったと思います)
ですが、上手くなるにつれて、こうしたい、ああしたいなどが出てくると思います。
だから周りを気にせず純粋に自分がしたいことを表現する、そしてその結果、自分からにじみ出るもの。
それがスタイルだと僕は思って使っています。
これ気になってました。
「スタイル出てますねえ」っていう解説について。スタイルってなんだ?って思ってました。でもこのブログを読んだら腑に落ちた。
スタイルは作る物ではなくにじみ出るもの。
いやあ、自分もスタイル出していきたいなあって、ほんとにそう思います。どんなお仕事でもはじめは真似から、そしてどんどん努力していくうちに上手くなってきて自分のオリジナリティがにじみ出てくる。個性的になる。
そして、このスノーボードの評価に象徴されるように、ガチガチの技術的な点数だけじゃなくスタイリッシュとかオシャレとかシブイとかカッコいいとか。そんな表現で評価してもらえる競技が出てきていることがなんだかうれしいなって思いました。その人にしかできない演技と言う点をちゃんと評価してもらえる、そんな時代にどんどん変わっていったら面白いですもんね。
あいまいな表現がよしとされる時代がとってもうれしいなって思ってます。