2019.5.30(木) 最終更新日2019.5.30 23:37
完売も大事だけどそれよりもっと大事なことがある
今日ももちろんこのことを。
どこから書いたらいいか考えても答えが出なかったので、まずは自分たちの販売したタナカレーの事から。
販売ブース作り~当日朝の仕込み
私たちは外のテントではなくスキー場のレストランの中に販売ブースを割り当てていただき出店することができました。
先日書いたあの看板もひもをつけてA看板にして設置。たくさんの人にほめていただきうれしかったです。そしてなんとたなちくのあつみさんは顔出し看板を作ってきてくれて、ご来場のみなさんが笑顔で写真を撮っていて売り場に楽しさが加わりました。
その他のお店もそれぞれに趣向を凝らした看板や売り場作りをしていてほんと勉強になったし(ほとんどが飲食のプロの方ばかりです)、接客の現場を間近で見れたことも私にとってはありがたかったです。
(お隣の10分うどんのブースは営業時間が昼と夜の部それぞれ10分のみにもかかわらず大盛況で、きっと香川のお店でもこんな感じで愛されるお店なんだろうなって工場長や専務の接客を見ていて思いました)
タナカレーは10分うどんさんの隣のブースでした。「10分うどん」っていうのは本当だった。見事10分以内に完売してました!笑 工場長は職人の顔と接客中の優しい笑顔のギャップがハンパない。飲食ブースを盛り上げてくれたのは間違いなく10分うどんさんの勢いでした。お疲れ様です!#短パンフェス pic.twitter.com/jTHLATMqlC
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) May 29, 2019
で、肝心のカレーの仕込みは当日の8時過ぎから開始。用意したのは200人前のカレー。今まで一度に作った最大量はたぶん12人前くらいしか経験ありません。なのでご想像通りてんやわんやで苦戦しましたがお手伝いのアキーコの協力もあり12時の開場前には味の調整等を終えてなんとか完成。目の前に出来上がった大量の液体を見て(笑)、正直不安でいっぱいになりました。「これ1日で売り切れるのだろうか。。。」って。
低温調理で丁度いい塩梅に煮込んだ田中畜産の「牛スジ」。しっかり炒めた玉ねぎとオリジナルブレンドのスパイスで作った「カレーの素」これを長野県白馬で合体させ当日煮込んで150食販売しました!完売とまではいかなかったけど皆様の感想にじわじわ感動中。ありがとうございました! #短パンフェス pic.twitter.com/WzeOhv2jnG
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) May 29, 2019
会場と同時にお客さんご来場
販売ブースにいると外の様子などわからなかったのですがオープンの少し前位からお客さんがどーっと来たような記憶があります。真っ先にタナカレーのところに来てくれた方もいたし、2杯目をご注文してくれる方までいて、わけがわからないうちに2時間位経過しました。あとでツイッターを振り返るとタナカレーを食べた方のツイートに「美味しかった!」のコメントを発見してやったー!と心の中で喜びました。直接感想を言ってくださる方もいたし、ほんとうに本当に来て下さった方みなさんにありがとうを言いたいです。
着いたー笑
いの一番に決めていました。
WWebマスターとしてこれをいただかないと始まらない!
程よい辛さ!牛肉もぷるぷるだよ!#短パンフェス #タナカレー pic.twitter.com/CPo0wTEQ8C— 海津|Webデザイナー (@exma_hakase) May 28, 2019
やっと念願の #タナカレー に出逢えました。#白馬ブリューイング のビールと共に。至福♡#短パンフェス pic.twitter.com/G55yRHXJ8y
— 三上まどか (@ma_madoca) May 28, 2019
SNSの発信を見ていて私たちの事をすでに知っているはじめましての方もいて、直接こうやってカレーをご提供できる機会があってありがたいなと。最初で最後かもしれないけど普段はゼッタイにこんなことありえないので。
まだまだ見逃しているツイートあるかもしれませんがゆっくり追っていきますので許してくださいね~。
最終的にカレーは売れたの?
およそ200食ご用意しました。結果的に販売出来たのは150食。完売には至りませんでした。これはほんと悔しいというか力不足というか予想が出来なかったとはいえどんな理由でもやっぱり悔しい。鍋を空っぽにして終わりたかったというのが正直な気持ちです。
でも、このタナカレーを食べてほしかったあの人やあの人、さらにあの人にも食べてもらえたしとてもうれしい感想を言ってもらえたことは、朝の仕込みの時には予想できなかったしそれだけで十分だと。
なんか、完売にこだわっていた自分が恥ずかしくなりました。もちろんそれも大事だけど、人数関係なく、わざわざ遠くから足を運んでくれた方や、悩みながらもご注文いただいた方や、おいしいおいしいって言いながらおかわりしてくれた方、やっと食べられるーって言って嬉しそうにしてくれた方、150食にはそういうたくさんの人たちのご注文が詰まっています。買ってくれて食べてくれた人たちに最大限のありがとうを。
冷静に考えたら150食食べていただけたことは本当にありがたすぎるくらいの結果です。
たくさんの人の協力あっての出店。
やらないとわからないことだらけ。やったからこそわかったことは絶対にこれから先役に立つ。
短パンフェスに出店者側で関われたことは今後大きな財産になると信じてます。