2025.2.17(月) 最終更新日2025.2.17 09:50
冷蔵庫のチルド室活用法
冷蔵庫のチルド室活用法
皆さん、冷蔵庫の「チルド室」をうまく活用できていますか? お客さまから「使い方がよくわからない」という声をいただきます。
今回は、パナソニック公式サイトの情報をもとに、チルド室の役割や活用法をご紹介します。
チルド室とは?
チルド室は、冷蔵室よりも少し低い温度(0〜2℃前後)に保たれているスペースです。 この温度帯は、食品が凍らず、かつ鮮度を長持ちさせるのに最適! 特に、生鮮食品や加工食品を保存するのに向いています。
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チルド室(店内に展示している冷蔵庫の写真です)
チルド室に適した食品
- 肉・魚:通常の冷蔵室より低温で保存できるので、鮮度を保ちやすく、傷みにくい
- ハム・ベーコン・ソーセージ:開封後も劣化しにくく、美味しさが長持ち。
- 味噌:チルド室で保存すると、発酵が進みにくく、風味をキープできます。
- 納豆:冷蔵庫よりも発酵を抑え、味が落ちにくい。
- 生クリーム・チーズ類:温度変化を抑えることで、分離しにくく、まろやかさを維持。
- 生卵(長期保存する場合):冷蔵室よりも温度が低いので、より新鮮に。
こんな使い方も!
💡 下味をつけたお肉を保存
下味をつけたお肉をチルド室に入れておくと、冷蔵室よりもじっくり味がなじみます。 また、低温で保存することで菌の繁殖を抑え、安心して調理できます。
💡 作り置きのおかずを保存
作り置きのおかずや漬物も、チルド室で保存すれば傷みにくく、美味しさが長持ち!
💡 お刺身やお寿司を一時保存
買ってきたお刺身やお寿司をすぐに食べないときは、チルド室へ。 通常の冷蔵室よりも乾燥を防ぎ、鮮度を維持しやすいです。
チルド室に向かない食品
ヨーグルトは、チルド室で保存すると一部凍結や水分の分離がおき食感が劣化する可能性があります。そのため、ヨーグルトは冷蔵室(約3~6℃)での保存がおすすめです。
パーシャル室は約-3℃でチルドより長く新鮮保存
パーシャル室は肉や魚が凍り始めるギリギリの約-3℃で、食品の表面からすばやく微凍結の層をつくるため、酸化を抑えて肉も魚もおいしく保存ができます。肉は食材別に約14日間あるいは約10日間、魚は約7日間新鮮に保存できます。
冷凍とチルドの間の約-3℃の微凍結で食材を保存するので、面倒な解凍いらず。
冷蔵庫から出して、そのまま魚を切ったり、薄切りのバラ肉をはがしたりなど、使いたい分だけ使えるので、毎日の調理がより手軽にできます。長持ちするから、新鮮においしく食べきれます。
今の冷蔵庫はパーシャル室もついていて便利です。
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パーシャル室(店内に展示している冷蔵庫の写真)
我が家の冷蔵庫は最新機能がついていないのでパーシャルがついていません(チルドのみ)なのでとても憧れがあります笑。
凍るギリギリみたいな温度帯でお刺身とか切りやすいんだろうなあ。。。と妄想は膨らむばかり。
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チルド室は、冷蔵室より低温で食品の鮮度を保つのに適したスペースです。 特に、生鮮食品や発酵食品の保存に活用すると、いつもの食材がより長持ちします。
「今までなんとなく使っていた…」という方も、今日からチルド室をフル活用してみてくださいね!