2016.9.3(土) 最終更新日2018.1.13 15:27
東京エクスマセミナーご報告(後編)目の前のお客さんに喜ばれる発信を継続していこう
まずはこちらをご覧ください。(前編)→ 昨日のブログ。 気軽に読める長さじゃなくてごめんなさいね(笑)
まあ読んでなくても後編からでも大丈夫です。
9/1に行ってきた東京エクスマセミナーの話ですね。このブログを読んでくださっている当店のお客さんにはなんのこと?っていう話も出てくるかもしれませんが、私がお仕事していくうえで大事にしていることだったり、これからはこんなふうにしていきたいなっていう話を書こうと思っているので、もし興味があったら読んでみてくださいね♪
お台場ライブハウスの2階がセミナー会場です。定員100名に対し申込開始から90分で満席になりキャンセル待ちが多数出るような人気のセミナー。カンタンに言うとマーケティングセミナー。私はでんきやさんだけど、職種関係なく色んな人が参加しています。美容師さん、アパレル関係、薬屋さん、建築関係、不動産関係、クリーニング屋さん、飲食関係、、、ほんとうに様々。どのお仕事にも共通するお話だからこんなにたくさんの職業があつまるんでしょうね。
(エクスマとはエクスペリエンスマーケティングの略で、「モノ」ではなく、「体験」を売る視点のマーケティング手法のことです。)
近頃ほんとうに社会が変わってきているのを感じます。日本にはモノがあふれもう欲しいものはそんなにない。生活していくのに必要なものはすでに持っています。どの製品もとても性能が良くメーカーごとの差もなくなっている。家電はとくにそうかもしれませんね。国内メーカーの製品は見た目は違えど性能に関してはほとんど差がないし、どのメーカーも良い商品を出してます。スペック的な違いはなくなってきています。
情報はたくさんあるけどどれを選んでいいのかわかんない。たいして変わらないだろうってなもんです。
お客様はたくさんの似たような商品がある中でどれを買ってもいい、あるいは、どれも買わないという選択肢がある中でどうしてあなたの商品を買わなければならないのか
(エクスマの基本)として奥ノ谷氏の講演中のスライドから抜粋
この質問に私はどう答えを出すのか。
なぜ当店からお買い物してくれるのか。
うちより安い量販店やネットショップでカンタンに買い物できるこの時代に、どうしてうちのお店でお買い物してくれるのか。
パナソニック製品は性能がいいしたくさん家電の種類もあるし松下幸之助が築き上げたブランドだから?
だったら他のパナソニックショップでもいいわけですもんね。
毎月出しているニュースレターに添えたお手紙が「うれしかった」と言ってお礼のハガキをくださったNさん。ニュースレターのワンコーナー「今月のわんこ」に自分のわんこを載せてほしいと言ってくれたFさんは先日の炭火フェスにも来てくれた。ブログを見て料理教室の申込を毎月してくれるAさんは、何をするにもうちの社長じゃないと嫌だと言ってくれる。冷蔵庫の買い替えを考えていたHさんは欲しかった冷蔵庫のサイズを実際に見たくて量販店まで実物を見に行ってそっちの方が安かったのに当店で買ってくれた。「いや買うのはここって決めてるから」と言ってくれる。そういえばリフォームもやってるってしんぶんに書いてたよね、と言ってトイレや玄関ドアやお風呂やキッチンや屋根や壁紙や・・・とにかくいろいろ相談してくれたたくさんのお客さん。
これってみなさんうちに頼みたいって思ってくれたお客さん達です。社長や会長のことが好きなお客さん達。
そんなことを改めて気づかせてくれた短パン社長こと奥ノ谷さんのお話。
どんなに人数が少なかろうと自分たちに頼みたいって言ってくれるお客さんたちを大事にしたいって思いました。これって、今まで続けてきているニュースレターやチラシやブログを見てくれているお客さんたちばかり。こんなの見なくたってあんたのとこから買うよって言ってくれるお客さんもいるにはいるけどそれは創業当時からの会長とのつながりだったりします。信用してくれているお客さん。
どんな考え方で何が好きでどんな仕事をしている人がいる店なのか、もっともっと今以上に個々の発信を継続していきたいし、それに共感してくれて私たちの事を好きな人が増えて行ったらこれほどうれしいことはありません。
ポルトガルの「国」が大好きでポルっていうニックネームがついちゃうくらいポルトガル大好き前田さんは歯科業界の常識を逸脱して成功されています。
でんきやさん業界も「業界の常識」っていうのが少なからずあります。常識っていうか慣習っていうかそれ自体に慣れ過ぎて気づいていないことの方が多いかもしれません。でんきやさんだからこういう風にしかやれない、こんなお店しかできない、そんなことはないと思うので前田先生のお話にあったように「逸脱」するっていうキーワードもこれからはとっても大事と思います。
前田先生がポルトガルが好きすぎてそれを全面に出して発信していたら同じようにポルトガルに興味のあるお客さん(患者さん)が集まってきたように、やっぱり伝えること「発信」しなければ始まりません。
このスライドに書いているように化粧品のアルバイト店員さんです。しかも毎日日替わりで店舗を渡り歩くアルバイトさん。そんな環境でも大好きなお客さん達と関係性が出来て楽しくお仕事できるようになったよと。好きなお客さんにしか売らないという話には激しく共感。まだまだムズカシイこともあるけどゆくゆくはそうなりたい(笑)
宮下さんもまたSNSでの発信があって今がある。
ここまで長々と書いてきてお気づきの通り、今の時代、自分のことを発信しないことには何も始まらないっていうことです。何の仕事してるかにもよるけどSNSはコストもかからずたくさんの人にいっぺんに伝えられます。どんな毎日を送っているか、何を食べたのかどんな映画が好きなのか休日は何をしていたのか、仕事中の様子はどんな感じなのか、どんな友人とどんな交流をしているのか、とにかく何でもいいから発信する。それに共感してくれる好きになってくれる人とつながりができてくる。交流する。
うちの店の場合はSNSもやっているけどまだ紙媒体(ニュースレターやチラシ等)でのつながりのお客さんのほうが多いんですね。1000人も2000人もいるわけではないからできています。ネットの環境がないお客さんも多いからまだ紙ものは続けます。そのうち不要になるのが目標ですけどね。
SNSがいいのか紙がいいのか、手書きがいいのか筆文字がいいのか、POPはあった方がいいのかニュースレターは書いた方がいいのか、そういう話ではなく(笑)なぜそれをするのか、どんな目的なのかを考えて自分の店にあったものをひたすらやればいいんだよね、って思います。でもまあこれからはSNSはやらない理由は見つかりません(笑)
お客さんが喜ぶことを考えてお手紙書いたり投稿したりニュースレターやチラシ作ったり。そういうことをとにかくやろうと。目の前のお客さんのことをひたすら思って。
って、4杯は多いからー(笑)
今回のエクスマセミナーは奥ノ谷さんがゲスト講師ということでどうしても聞きたくて行きました。ブログやSNSの発信は圧倒的な量と質です。だれにもできることを誰も真似できないくらい続けている奥ノ谷さんの話を直接ライブで聞きたくて行ったセミナーです。汗かきながらノンストップで話していただいたそれは想像をはるかにこえるライブ感。その場にいないとわからないからぜひ興味を持った方には一度聞いてもらいたいな。でも次いつになるかはわかりません(笑)そして私も今回この貴重なセミナーで聞けたのでしばらくは自分の持ち場で実践を頑張ろうと思います!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ちなみに、前回7月4日に行ったエクスマセミナーのブログはこちらになります。
って、まだ読ませようとするのーーーーーーーーー!?