2017.2.27(月) 最終更新日2018.1.8 14:11
全黒板書きが泣いた!黒板書きにとってのバイブル的な本が届きました。
いやービックリしたー。
あ、「ラ・ラ・ランド」の作品賞を逃したドタバタ劇のはなしは今日はしません(笑)残念だったけどとっても素晴らしい作品なのは変わりないのでまた観に行きたいと思います!(北見ではやく上映してくれないかなー)
いやいやどうしてワンピースが着たくてたまらない私ですおはようございます!すぐ影響される(笑)エマストーンはブルーのワンピが似合ってたなー。いや全部可愛かった!!誰か私にワンピを売ってください(笑)と、まだまだ頭の中が #ラ・ラ・ランド 状態ですが今週もガンバリマス! #黒板同盟 pic.twitter.com/gceO7GM0oG
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) February 27, 2017
黒板にも書いちゃうくらい影響されてますからね(笑)
黒板を書く全ての人のバイブルが届いた
東京西麻布にあるおしゃれバー「kisobar」そこのオーナー木曽さんは毎日店頭黒板を書いています。オープンから書き溜めた黒板の写真を集めことばも添えて写真集にしたものを自主出版されました。とはいえ書店に置いているわけではありません。これ欲しい人いる?ってSNS上で呼びかけ、欲しいと言った人に販売されました。その数なんと200冊!凄すぎる・・・。
黒板ってよく飲食店とかの店頭で見ますよね。ってゆーかわたしも書いてはいますが(笑)。とにかく店のそとに置いてたとえば食事のメニューと値段書いたり。よく見ますよねそういう黒板。
木曽さんの黒板はそれとは一線も二線も画していて、なんというかお客さんとの交換日記みたいな黒板でもあるんです。
あるときは特定のお客さんの名前を書いてその人だけにあてたメッセージを書いたりもする。
あるときはお店をやっていくうえで大切にしていることを木曽さんの言葉で伝えたりもする。
またあるときは日常のある場面を木曽さんの感性で切り取り黒板に刻む。
そんな使い方。
ただのお知らせ黒板ではない。
はぁーーー。ほんとにいい本だ。
人柄だなー。やっぱり黒板はテクニックじゃない。何を書くかばかり研究したって意味がない。全ては人柄。普段から色んなことに目を向け何を感じられるか。そこを磨こうと思った。だからこそ『日常を切り取れ』が可能になる。#西麻布黒板物語 #kisobar pic.twitter.com/eYOgKXyznZ— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) February 25, 2017
こうやってツイートもしたんですけどほんとスゴイ本ですよこれ。泣けます。がんばったら(笑) いやほんとです。感動的ですらある。
今までの積み重ねというスゴさのほかに、木曽さん個人の個性とかセンスが凝縮されているスゴさもあって。
その個性とかセンスって木曽さんだからできるんだよなーで終わってしまったらもったいないですよね。木曽さんにはなれないけど、自分は自分らしさがある。みんなそう。黒板を書いている人たちはわかると思うけど毎日とっても悩みますよね(笑)何を書こうかなって。言葉が出てこないこともありますよね。とってもわかります。わたしもそうだから。ペンを持ちながら食べ物の映像しか頭に浮かばないことが週2くらいありますから。。。
でもセンスって体験の蓄積で獲得できるってエクスマの藤村さんも言ってたので、毎日忙しい中でもいろんなところに目を向けて、芸術にも触れて、なんにでも興味を持つ思考にかえていくことがとても大切なんじゃないかって、そう思ったんです。音楽でも映画でも書籍でもなんでもいいから聴いてみる見てみる読んでみる。そして、最初は誰かの真似でもいいからやり続けていくことでだんだんと自分らしさが出せるんじゃないかって思うんです。
ポイントはやめない事(笑)
やめたら終わり。なんでも。
この本を読みながら木曽さんをさらに尊敬したし、今後の黒板人生を歩むにあたって(おおげさw)とっても勇気が出ました。
店頭黒板の可能性がとってもひろがった。もっといろいろ書こうって思った。
黒板ひとつでひとの心を動かすこともできるなんて。少なくともわたしはこれを見てお店のことも木曽さんの事も安井さんの事もさらに大好きになりました。
また遊びに行くのでいつもとかわらずそこにいてくださいね。