2019.2.17(日) 最終更新日2019.2.18 10:33
結論。定期的に映画を観ることは必要である。
お寺に行く機会はそんなにないけれどお坊さんのお経を聞いているうちに気分がリセットされてくるようなそんな気持ちになります。いつもとは違う環境でお経を静かに聞く。背筋も伸びるそんな感覚。今日久しぶりに聞く機会があってそう思いました。
先日は神社で毎年恒例の厄払いをしてきました。今年は厄年ではないのですが毎年2月に決まった神社に行っています。そこでもやっぱり厳かな気持ちになります。
普段から信心深いというわけでは決してないけれどこれにいかないとなんとなくスッキリしない、そんな感覚です。
ぜんぶ自分の気持ち次第、毎日の暮らしの中ではどうしても忙しさを理由に日々スケジュールをこなしていることが多いんですけど、たまに無理矢理でも環境を変えてみることは必要かもしれません。でも、毎日神社やお寺に行けないのでそこは自分で工夫するしかないし、それは些細なことでもいいのかもしれません。
いつも着ない色の洋服を着てみたり、たまにでいいので丁寧に盛り付けたお料理をゆっくりと味わってみたり、新しいバスソルトを入れた湯船にゆっくり浸かってみたり、ハンカチにパリッとアイロンかけたり、喫茶店で美味しいコーヒーを飲んだり、いつもは車で行くスーパーに歩いて行ってみたり。。。最後のはちょっとまだ寒くて遠慮したいけど(笑)、毎日の生活のどこかを意図的に変えることはできそう。
こんなこと書いておいていつも楽なほう楽なほうに自然と流されて行っちゃうんですけどね。
今日は日曜日、久しぶりに隣町で映画を観てきました。
こういう時間はやっぱり大事。
ファーストマン。評判通り、いや、それ以上に素晴らしかったです。
本を読んだ後の気持ちを読後感と言うのなら映画の場合はなんと言うのでしょう。映像で観るので読書よりも更にカラーで鮮やかな余韻が残ります。そしてその余韻は現実社会に戻ってからもまだふわふわとしていて、その現実でさえ見る角度を変えてしまうくらいの力強さがある。このファーストマンも淡々と描かれているからこそ沁み入るものがあり、やっぱり定期的に映画を観ることは必要だと改めて思いました。
ラストシーンの渋さは秀逸すぎます。