2018.5.17(木) 最終更新日2018.5.17 22:38
誰かのいつかのおうちご飯に役に立てますように
ある日の夜ご飯。
野菜室からナスを取り出しフライパンでさっと焼いて生姜醤油で食べようと思ったけど、フライパンでは卵焼きも作りたいからレンジで調理しようとすぐに変更し、でも包丁を入れてしまったのでそのままナスを一口大にカットして耐熱ボウルに入れラップして2分加熱。余熱でさらに火を通して比布町の小ねぎポン酢とごま油を混ぜてみる。いりごまを手のひらで軽くひねり潰して加え、なんだか物足りなかったので豆板醤を少しだけ足す。青しそがあったら完璧だな、と思いながらもこれはこれで満足。半分を今晩食べよう。
・・・と、
そんな感じで毎日ご飯を作っているわけです。
朝考えていた献立を変更することもしょっちゅうあるし、ここに書いたみたいに取り掛かってから気が変わることもある。それはもう1分2分の間に頭の中でおきていること。
料理を作ることは毎日そういう変化に対応しながら限られた材料の中でとか時間の中でとか総合的に判断しながら作り上げていくなかなか面白い作業だなーって改めて思ったりするんですね。
でもそう思えるまでにはやっぱり時間がかかる。めんどくさいなーとか今日何作っていいのかわかんないとか、そんな風に前は私も思っていました。(今だってあるけどー)
でも発想次第で自分の味になったり工夫することの楽しさを覚えたり、いつのまにか料理は「楽しいこと」「好きなこと」に変わっていきました。
レシピ通りに作るだけが料理じゃない。
いろんな断片的な情報を組み合わせたりしながら自分の味にしていくのが面白いんじゃないかなって。
そういう意味ではお料理教室で見たこと学んだことはどこかできっと役に立つはず。その通り作らなくてもそういう調味料の組み合わせ方があるのかーって思ったり、食材の処理の仕方を次から真似して見たり、素材の組み合わせなんかもきっといつか自分の引き出しから出てきてその日の献立に役立つはず。
そんな毎日の積み重ね。
【中華風コーンスープ】ごま油で生姜を炒めるのがポイント。水400ml.コーン缶1.(クリームタイプ)鶏ガラスープの素大さじ1ひと煮立ちしたら塩胡椒少々.溶き卵を流し入れて完成。とろみ付けはお好みで。生姜は是非入れたい。はー、しみるー。5/26のシノズキッチンで作るスープです。(まだまだ受付中) pic.twitter.com/L9dhPpPpE6
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) May 17, 2018
毎日お料理関連のツイートを気分で(笑)アップしているんだけど今日はスープでした。あ、後ビストロの茹で野菜機能についてもツイートしたな。毎日使ってるからしつこいかなと思ったけど今日初めてみる人もいるわけだしそこらへんはおかまいなしにツイートしてます(笑)
このスープはかなり昔から作っていて生姜がポイントなんですよね。中華風でコーンポタージュとはまた違う美味しさのスープなんでよかったら参考までに〜。
5月26日(土)の料理教室でも作りますよ〜。(まだまだ受付中)
私の料理教室も誰かのいつかのおうちご飯の時に役に立てる日があったらいいな。