2019.7.20(土) 最終更新日2019.7.20 15:41
なすは見た目が9割。レンチンなすのしょうがソースの作り方。
1分1秒を争う出来事など日常生活の中でそうそうあることではない。もしあったとしたら明日も生きていられる自信がないしどちらかというとのんびりタイプだし動物占いはゾウです。
そんな私ですが料理をしていて少し時間的に気を遣う相手がいます。
なす(ナス、茄子)です。レンジ調理の際のなすです。
なすの特徴ってあのどこまでも油を吸いまくるスポンジと紫の皮の色ということでいいですよね。その皮の色をキレイに調理してこそ盛り付けた時に映えるし美味しそうに感じる、っていうのがあるのでそのことに関してはかなり気を使います。綺麗な紫色にならなくて茶色に変化したのを見た瞬間テンションだだ下がりでエプロン脱いで逃げたくなる。
そんな茶色いなすを今後どこかのご家庭でうっかり登場させたくないので、私がやっている「なすの色をキレイに出すためにやっているたったひとつのコツ」を書きます。「なぜあなたのレンチンなすは茶色いのか」でもいいです。ビジネス書ではありません。
レンチンなすのしょうがソース
というレシピ名で「シノズごはん」というレシピ本に掲載している料理があります。私が作ったレシピ本の1冊目のものです。
よく10品だけでレシピ本出そうとしたな、2年前のわたし笑。 pic.twitter.com/6woEBBBril
— シノズキッチン料理教室 田中忍 (@yoden1490) July 20, 2019
このレシピの作り方をブログの方には書いていなかったのでこの機会にそれも書いておきます。
材料
- なす3本
- 万能ねぎや大葉等
- かつお節
- (調味料)
- しょうゆ大さじ2
- 酢大さじ1
- おろししょうが大さじ1
- ごま油大さじ1
作り方
- なすは洗ってから丸ごとラップで1本ずつくるんで耐熱皿に並べてレンジ加熱。600Wで2分半から3分。
- 加熱が終わったらすぐに取り出し、ラップを速攻で剥がしてヤケドに注意しながらなすを縦に裂いていく。
- 裂いたなすを皮目が上になるように皿に並べて粗熱を取る。
- 冷めたらお皿になすを盛り、合わせた調味料をかけ、ネギや大葉かつお節をかける。
なすは見た目が9割
解説します。
まさに1分1秒を争う瞬間です(それくらいの気持ちという意味で)
アツアツなので注意が必要なのですが急いでラップを外して空気に触れさせてあげて冷まします。
すぐにキレイな紫色になります。皮の方を空気に触れさせてあげるのがコツ。
。。。
中途半端。
さっきよりはキレイではないけどさほど茶色くもない。(実は焦って3分位で一度ラップを外しました。あまり茶色じゃなくてまたラップで包み直しました。こういう不正はよくありません)
とにかく、
キレイな紫色を出すためのたった一つのコツというのは、
レンチンしたなすは素早くラップを外して空気に触れさせること。
です。
油で調理の際は皮目から油につけて焼く。
生食や漬物の場合はミョウバンがどうのこうのっていうのはあまり詳しくなくて書けません。
でもレンチンの場合はラップを素早く外すこと。外して終わりではなく皮目をとにかく空気に触れるように置く。
以上。
とにかくヤケドだけにはご注意ください。