2015.12.16(水) 最終更新日2018.1.2 17:02
まちのでんきやさんがPOPを書く理由について考えてみた
12/10北見市で開催されたまっすー先生のPOPセミナーにて
今日は、POPに関しての内容です。
どっちかっていったら自分自身の振り返り記事、まとめ記事みたいになりそうです。
当店をご利用いただいているお客様や未来のお客様たちには、「へー、こんな気持ちでPOP書いてるのね」くらいの軽いノリで読んでいただければと思います。でもちょっぴり長くなりそうなのでお時間のない方はまた明日お越しください♡
まちのでんきやさんにおけるPOPの役割
まっすー先生のセミナーに2回参加して、やっぱりどの職種もPOPは大事!ぜったい書かないとお客さんに不親切だわー、って思いました。
でもね、温泉地の土産物屋さんの売店や空港の売店、いつも行っているスーパーなどと比べて「まちのでんきやさん」ってなんかちょっと色々違いがあり過ぎない??商品の値段も違うし店の中の雰囲気もだいぶ違うし・・・ってことで、「まちのでんきやさん」がPOPを書く意味について少し考えてみました。
(結局は違いはないのだ。みんなでPOPを書こう!の結論に達したのですが(笑) )
POPはもう一人の店員
「まちのでんきやさん」はもともと店員さんが少ないんです。うちのお店はヨメ一人でほとんどの時間を過ごします。男性陣はお客様の現場に行っていることが多いのでヨメが来店されたお客様の接客をします。
1対1の時はいいのですが、ヨメ1人に対して2~3人になるとすべてのお客様と同時にお話しできません。(まあそんなことはまれなんですけど)
そんなとき、POPがもう一人の店員さんになってくれます。店内を見て回るお客様のお相手をしてくれます。人間みたくしゃべらないのでお客様は気になった商品のPOPを読めばOK。
旦那様とお話しているときに、一緒に来店された奥様がPOPを読んでいる。そんな光景もあります。
せまい店内ですから一回りするのに全然時間はかかりませんが、それでもちょっとしたスキマ時間にさっと目につくPOPって意外と働いてくれています。
店内の活気・雰囲気作り
「まちのでんきやさん」にどんなイメージがありますか?やってるのかやってないのかわかんない店構え。店内にどれくらい商品が置いてあるんだろう。最新家電は取り扱っているんだろうか。入ったら帰れないイメージ・・・(笑)いろいろあると思いますが、決して広くない店内と限られた商品群や商品点数の「まちのでんきやさん」にとって、手書きのPOPがあるかないかでかなり印象は変わってくると思います。
華やかさというか活気というか。
ただの商品名と値段だけが書かれたプライスカードしかないと、どうしてもそこだけ時間が止まっているようなそんな雰囲気になるんじゃないかとヨメは勝手に思っています(笑)こわい。
ブログやチラシやニュースレターへの応用ができる
POPを書くとその内容はそのままチラシに応用できます。ニュースレターにはPOPの写真を載せたりPOPを書いている作業風景を載せたり、いろいろな角度から記事にできます。
さらにニュースレターの延長で、ブログに書こうと思えば紙面上の制限もないのでたくさん記事にすることもできます。
どんなところを工夫して書いたとか、どんなペンを使ったとか、それを設置した店頭の商品とPOPの写真を載せたりして売り場の様子を伝えたり・・・。
実際にお店に来れないお客様に対してもPOPを使っていろいろアプローチできます。
この店頭で使っているPOPはチラシに応用して先月ニュースレターと一緒に送らせてもらいました。
口下手な店主、売り込みが苦手な奥様、そんな人こそPOP
誰でも売り込まれるのはいやですよね。その商品に触れただけなのに延々と説明が始まっちゃった・・・そんな経験ありませんか?ヨメはあります(笑)
洋服やさんに多いかな。速攻でその店から逃げ出します。
なので、しゃべらないけどちゃんとその商品のことを伝えられるPOPはぜひ設置したい。
ヨメもどっちかっていうとセールストークが苦手。うちの社長も寡黙なタイプ(笑)
だったらPOPでしょう。っていうことで店内にPOPを置いています。
セールストークが苦手なヨメと寡黙な社長。たぶん2~3年前の画像。うしろのPOPもなんか雑だな。
って、なにこのシチュエーショーーーン!
恥ずかしい写真を思い切ってアップした心意気を感じてもらえたら・・・(笑)
字がヘタとかもはやカンケーなし
手書きで一生懸命書いたんだなー、何回も書き直したんだろうなー、っていうPOPを見るとすごく幸せな気分になります。字がヘタだろうと全然関係ないし、どっちかっていうとヘタな字の方が説得力があるっていうのも事実(笑)
そういうPOPが一枚ペロッと貼ってあるだけでその店の好感度は200%増し。とにかくそういうの好きです。
なんていうか、お客様がお店に来てくれてありがとう的な、お買い物をより楽しく快適にしたいという思いが自然とそのPOPから感じられるから好感度が高いのかもしれません。
一生懸命なものってなんかいいですよね。
いくらキレイでもそう感じないPOPもあるからここは大事。
やっぱりお客様は決められなくて困っている
先日行ったお土産物屋さんはいろんな商品があってお客さんもそこそこいて、店員さんはレジとか品出しに一生懸命で。
初めて行ったヨメは何を買っていいか正直迷っていました。ほとんどの商品にPOPがついていなかったので、商品名と値段だけしか情報がありませんでした。
その中で唯一「おすすめ」「一番売れてます」という既製品のPOPがついていた商品を買いました。
それしか選ぶ基準がなかったからそれを信じて買いました(笑)
そんなヨメみたいなお客さんって他にもいるんじゃないかな。
でも最後は自分で
今はどの商品もどの業界もたっくさんのモノがありどれもがそれなりに良い商品だと思います。だからこそ、違いがわかんないし買う時に悩みます。
いろいろあり過ぎて選べない状態。買い物途中でどっと疲れちゃう。
かといって「これがいいですよー。ぜひこっちを買ってください」っていう売り込みはされたくない。
決められなくて困ってはいるけど、最終的な購入決定ボタンは自分で押したい。(あ、Amazonの購入ボタンの意味ではないですよ(^_^;) )
そんな人のためにPOPを書く。背中を押してあげたい。
そういう気持ちで書いてます!
最近は「気分転換になるのでPOPを書く」という現実逃避にも使っています。
やることいっぱいあるときに限って書きたくなります(笑)
あー、長い。
このブログ長いよーーーーーー。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
では、また明日!