2015.8.6(木) 最終更新日2018.1.2 15:59
ストーブ分解掃除の金額実例をご紹介します
暑ーい今の時期はストーブの分解掃除の季節でもあります。
春ころから初夏にかけてやりたいところですが、朝晩の冷え込みがきついこの辺の地方は、6月でもへたしたら7月でもストーブを使うご家庭があるというのも事実。
なので、完全にもうストーブ使わないよーっていう時期にならないと、皆さん分解掃除を依頼されません。
分解掃除が大事でやらなきゃならないのはわかっているけど、実際どれくらいの金額かかるのか心配・・・っていう人も多いと思います。
分解してみないと交換する部品があるかどうかもわからないし、最終的にすんごく高くなっちゃったらどうしよーって。
やっぱりお高いんでしょう?って。
そのへんの疑問を解決できるかわかりませんが、今日は実際の事例からストーブの種類と整備内容、それに対する最終的な金額を何例かご紹介したいと思います。
煙突式は2年に1回はやりたいところ
北海道の場合正直一年の半分くらいはストーブのお世話になっています。
もうね、ストーブに頼りっきり。
着るもので微調整すればいいじゃん、っていうくらいの気温でも室内があたたかくないとモー我慢できない。
ストーブへの依存度は相当なものがあります。
なので使っていくうちに、ガラス内側が曇ってきたり、燃え方が弱いなーと感じたり、赤火が出たり、油のにおいがしたり、いろんな症状が出てきたりします。
そこで定期的な分解掃除をして安全につかっていくことが必要になります。
煙突式のポット式はとくにススがたまってきますので当店の会長曰く「2年に1回はやって欲しい」と言っています。
当店の会長。
石油機器技術管理士。この道のプロ。
ストーブのことならオレに聞け。
なにも症状がなくても分解してバラバラにし点検と掃除をするので、普段はお手入れできない部分のホコリなどもお掃除できます。
また、火を燃やす商品なので加熱による部品の劣化は避けられず、消耗品に関しては適宜交換が必要になります。
なので2~3年に一度当店に点検をかねた分解掃除を依頼して頂けると、その辺の判断もできます。
実際にかかった金額を公開します
ご紹介するのは一例です。また、同じメーカーや型式でも1台1台内部の状況は変わってきますので、参考程度に見ていただけたらと思います。
- 煙突式輻射式壁置きタイプ(サンポット)2010年発売
分解、シャンプー洗浄、パーツ点検、燃焼リング交換、点火ヒーター交換、パッキン交換、燃焼テスト、組み立て
最終金額:26,028円 - 煙突式床暖付輻射式(ナショナル)2004年発売
分解、シャンプー洗浄、パーツ点検、一部塗装、燃焼テスト、組み立て
最終金額:16,488円 - 煙突式床暖付輻射式(サンポット)2011年発売
分解、シャンプー洗浄、燃焼リング交換、点火ヒーター交換、パッキン交換、一部塗装、パーツ点検、燃焼テスト、組み立て
最終金額:26,460円 - FF式輻射式(コロナ)1999年発売
分解、シャンプー洗浄、点火プラグ交換燃焼リング交換、パッキン交換、電磁ポンプ交換、パーツ点検、一部塗装、燃焼テスト、組み立て
最終金額:26,254円 - FF式ガス化式(サンポット)2012年発売
分解、パーツ点検、内部清掃、燃焼室耐熱ガラス磨き、燃焼テスト、組み立て
最終金額:8,640円
かなり古いストーブもありましたが、部品が供給停止になっているものは分解できませんのでよろしくお願いします。
これ以外にも、3万円を超えるケースもありますしなんとも言えないところはありますが、基本料金は以下のように設定しています。
◆煙突式 13,000円~
◆FF式 15,000円~
◆床暖付 18,000円~
これに部品代は別途かかってきます。
北海道に住んでいるならストーブの点検は必須!
けっこうエラーが出るまで放っておかれる方もいるんですけど、真冬にストーブ壊れたらタイヘンですからねー。
ほんと命にかかわると言っても過言ではないでしょう。
一年の約半分の期間お世話になるストーブは大事に大事に使っていきたいところです。
そのためには何でもそうですけど、定期的なメンテナンスは大事です。
車だって車検を通らないと乗れないわけで、ストーブも「ストーブ点検」みたいな制度があってよいのでは、
と、今思いました。
ストーブ点検の期限までに所定のメンテナンスを終了していないと、石油タンクに石油を補充できないとか、ストーブのスイッチが入らないとか、あとはうーん思い浮かばないですけど(笑)、そういうなんかあってもいいですよね。
あ、よくない??
火が出るものはやっぱり恐ろしいのでみなさんメンテナンス忘れずにやりましょーねー。