2016.10.26(水) 最終更新日2017.12.31 15:57
補聴器は「老い」の象徴ではない。むしろ前向きに「今」を生きるためのカッコいいアイテムだ。
今日の聞こえの相談会も無事終了しましたー
お!いつもと違ってなにやらチラシらしきものが貼り付けられているぞ。はいー。そうです。今日は聞こえの相談会なんですー。毎月開催している例のやつですね。このイベントに参加して下さるのはほとんどが当店から補聴器を買ってくださったユーザーのお客さんです。使い始めてからのメンテナンスがとっても大事な補聴器ですので、こうやって毎月点検したり調整したりお掃除したりしています。
もちろん初めてのお客さんも大歓迎。今日はご新規様のご来店はなかったけどいつでもウェルカムです♪ブラックボードに貼ったのは毎月ニュースレターを送っているお客さんたちに一緒に送らせてもらった相談会のチラシ(ラミネートしています)
町内の全世帯にばらまきチラシとして使っているモノではないのでごくごく限られた当店のお客さんだけに配っているチラシです。いままで聞こえに関して悩みを抱えた方がこのチラシを見て当店にご相談くださったらうれしいです♪
ご挨拶が遅れました、わたくし、アナタの暮らしを明るく!でんきや忍です。今日のイベント中はお客さんにお茶出したり写真係りやったりお一人お一人に対応した記録をつけたりバタバタ動いていましたー。補聴器相談員の左近さんのサポート役ですー。
補聴器は恥ずかしい?
なぜメガネは恥ずかしくないのに補聴器は恥ずかしいと感じるのか。
そんなことを午前中かんがえていました。でも、今日来てくださった補聴器ユーザーの方達はみなさんイキイキされていて活動的。
「まえは聞こえなかったけど、この前会議に行ったらちゃんと聞こえたわー」と報告してくれたYさん。80才を超えてもお元気な方が多い。むしろ補聴器をつけていなくて耳が遠くて外出するのもおっくうになって人付き合いも減ってしまってどんどん元気がなくなってきた60代の方よりもお元気!(笑)
耳に入れたりかけたりしてどうしても見た目的には補聴器をしているとわかってしまうかもしれないけど、目が悪くなったからメガネをかけているのと同じように、耳が遠くなってきたから補聴器で補って前と同じような生活をしている、そっちのほうがよっぽど健康的なのではないかと思っています。補聴器をつけていたからといって「老い」の象徴にはならないし、むしろ前向きに「今」を生きている人なんだと思われることのほうが多いと思うのです。
でもまだまだこの考え方は受け入れてくれる人とそうじゃない人(家族)に分かれるようなので、これからも地道に啓もう活動を続けていきたいと思います(笑)
金額的にも高いと思われているケド、「前と同じくらい聞こえるようになる」「みんなと普通に会話に参加できる」ためなら決して高くはないと思います。何にお金を使うか。これからの時代はいろいろ考えたいですね(^^)
先日リニューアルした当店のチラシ
手書きとパソコンと併用して作りました。
前回も同じようなものを作りましたが補聴器の担当者が交代となり使えなくなったので作り替えました。それに伴いちょっとだけ中面もかえています。でも基本的なコンセプトは同じです。
最近耳が遠くなってきたAさん。自覚はあり。孫が遊びに来てもなにを話しているのかところどころ聞こえないことがあった。テレビを見ていても家族から「お父さん音大きい!」って怒られることが増えてきた。たくさんの人が集まる宴会とか会合とかに行くとほとんど会話が聞き取れず一人でいることが多くなった。携帯が鳴っても気がつかない、家にいて誰かがチャイムを鳴らそうが聞こえない、、、そんな日々があたりまえになっていた。
そんなAさんに向けて作ったチラシです。
自分がこのチラシで言われていることに当てはまるけど、実際に「聞こえの相談会」へ行くのは勇気がいる。行ったら最後、補聴器を何が何でも買わされるんじゃないか、断れない雰囲気なんじゃないか、そんな不安がぐるぐるします。
その不安を少しでも理解して取り除いてあげられたらいいなーという思いで作ったチラシです。
日付を替えて来月も使ってみます。こういうのは何度も続けないとお客さんが見てくれるタイミングはまちまちなので効果がわかりません。
はい!そんなわけでー。もしこのブログを見ていて聞こえに不安を感じている人がいたら当店にできることがあるかもしれません。ご相談くださいね♪